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おおすみ級LSTは次期DDH・軽空母配備(まだ軽空母になるかどうかわからない)の布石だとよく言われてますが、憲法上OKなんですか? また、戦略上必要ですか? ガンヘッド |
件の憲法問題ですが、いつぞやの国会答弁で、攻撃型空母はいかんが、防御型空母はOKという、素人丸出しのものがあったと思います。(いや、これはわざとか?)ま、解釈上の問題ですから、予算さえ付けば基本的に問題は無いと思います。ただ、しらね型の代替艦ですから、対潜任務が主任務になりますので、基本的には対潜ヘリ空母になると思います。
以前ポシャッたのは、政治的な判断と、予算がつかなかったのが主な原因でした。前者が問題ですが、空母、もしくは巡洋艦サイズは専守防衛からはみ出る、というものでしたから、こんごう型(巡洋艦サイズ)という既成事実と、先に挙げた理由から可能だと思います。ただし、建造決定を下すのは軍事のぐの字も知らない議員達ですから、1万トンを超えるサイズだとそれを理由に反撃してくる可能性もあります。
また、幹部クラスが不用意な発言を行った場合、マスコミに叩かれ、やはりポシャる可能性もあります。
戦略上の必要に関してですが、言わぬが華。もちろん、通常型潜水艦建造技術の向上と、その数の増大から対潜戦力の向上は望まれますし、空母があると(それを維持する苦労を除けば)戦力の弾力化が可能ですが、空母保有ということ自体がロマンですから。
tomo
少なくとも、ハリアー級のVTOL運用はまだまだ厳しいのでは?
4隻全部軽空母にするとなると、見かけ上も実際も軍備の大増強になりますし。
さしあたってはオスプレイ数機〜十数機程度の艦が分相応なのではと思います。
勝井
けどなぁ、確かにハリアー乗っけて発進させることも可能なのかも知れんが、
格納は無理だろうし、せいぜい数機積んであっぷあっぷだろうし、
改造費用膨大になりそうだし…
「改造できる」だけだと思うな、きっと。
勝井
これって英ボスパー社のスカイフックですか?(笑)
>さしあたってはオスプレイ数機〜
オスプレイってドライブシャフトの連結部分に不具合がでてて、現在全機飛行停止みたいですね。実用化はまだ先になりそう。(ロッキードX−35のリフトファンにつながるドライブシャフトは大丈夫なのかな?)
軽空母導入でモメたらアメリカが後押ししてくれるんじゃないですか?JSF買わせる為に(笑)、もちろん研究開発費込みで・・・
野党だってアメリカがワン!と鳴けばすぐ尻尾ふるでしょう(笑)
ガンヘッド
わしが言う事じゃないと思うけど「搭載可能」と「運用可能」じゃ天と地ほどの差がありますぜ。
これ以上言う気はないけど。
sorya
例の記事にはご丁寧にも完成予想イラストが付いていまして、スカイフックなんて必要無いくらい、まあ立派なV/STOL空母なんですわ。でもスカイフック、個人的には好きです。パイロットは苦労するでしょうが、ヘリ格納庫を持った護衛艦全てに必要な補強をしてスカイフック付けて、いざとなったらハリアー運用!などと夢想したこともありました。
tomo
でも周辺国の人たちは、輸送艦に偽装した強襲揚陸艦か軽空母と見るのでしょうね。
今度の給油機にしたって、周辺国の懸念を配慮して「空中給油・輸送機」にするなんて言ってました。(機体の上半分を輸送スペース、下半分を燃料)
あいまいな言葉遊びは余計怪しまれるだけというのが、解らないのでしょうか?
ガンヘッド
やっぱりVTOL機搭載艦の甲板には特殊な耐熱補強みたいなのが必要なんですか?
ガンヘッド
そんな事を「国民のほぼ全員」が信じちゃう国は外部からの情報を全てカットする国と特定の国の情報(あえて日本とは言わない)をカットする国だけだよ。
公式声明と腹の中は全然違うもんだよ。
>言葉遊び
これくらい遊ばせてくれ(笑)
どっちにしても、こんな名前を国内向けに付けなきゃならんくらい日本は報道に関して(警察以外というべきか?)規制が緩いってえことでしょ。
日本だけだぜ?自分チのもの最低だと世界中に公表してるのは(笑)
2割の短所だけしか見れない人が多すぎるね、日本って感じね。
sorya
造予算(日本8割、米国2割)や搭載ヘリの購入予算(同約5割ずつ)も海幕と
米軍側で合意なされていたようです。
で、昭和37年度の予算要求のおりにも姿があったみたいなんですが。様々な理
由で消えています。一番の理由は、当時の財政規模では一隻しか維持出来ないの
が理由であった様です。周辺諸国への配慮というのは止めた理由では無いと思い
ます。
このヘリ空母導入は、米国の思惑と我が国の思惑が一致して(それまでもCVE
の導入等の話しはあった)の結論だと思うのですが。結局、米国が我が国に空母
を持たせるかどうかが問題であって、近隣諸国は問題じゃないって事だったんだ
と思います。
今だと周辺の環境がまた当時とは違いますから、無理して空母を持たせる必要も
、持つ必要も無いでしょうし。
tackow
軽空母、もし造ったとしてどんなネーミングになるんでしょうね?「空母」ははずすと思うので、DDHL(DDH、Lサイズ)とか・・・
ガンヘッド
大昔、ハリアーの拡販の為に作られた資料(?)には、ハリアー運用可能な艦船
として、我が「ひえい」型のDDHも掲載されていた様です。
ただ、スカイフックは重さ的にどうなんだろうという気もしますが・・
tackow
tackow
>今度の給油機にしたって、周辺国の懸念を配慮して「空中給油・輸送機」にするなんて言ってました。
>(機体の上半分を輸送スペース、下半分を燃料)
すいません。ちょっと気になったので質問させて頂きたいのですが、
これって普通の給油機の構造とは違うんでしょうか?
Taro
Okhotska Fruskiy
フォークランドで活躍した?コンテナ船の簡易空母がありましたけど、
あれはここで言う、運用可能なレベルと考えて良いのでしょうか?
一週間くらいで改装(コンテナを積んだだけ?)して、現地では
ハリアーがここから出撃してたようですけど・・露天でしたよ。
fanfan
あれ(アトランティック・コンベア)はハリアーやヘリを運んだだけで、運用とかはしてないのでは?
(N)
すみません。私も普通の空中給油機の詳しい構造を知らないもので・・・
どうやらB-767を改造するらしいですが。
現在、自衛隊機には空中受油装置?は付いていないと思うんですけど、空中給油機導入にあたって、戦闘機なども空中給油行為が認められているのでしょか?
ガンヘッド
F-4EJは導入にあたって政治的理由により空中給油装置を外されていますが、F-15Jはそのまま装備しているはずです。F-2に空中給油装置があるかどうかは不明です。
ただ、付いている=即使えるというわけではないですが・・・(要訓練)
ブラック・タロン
ブラック・タロン
日本の防空識別圏から外れた区域(例えば南シナ海とか)で艦隊が作戦行動を展開し、一応の迎撃能力を備えたV/STOL戦闘機(例:シーハリアー)と対潜ヘリを搭載して、艦隊防空及び対潜任務に当たるという用途が考えられるが、専守防衛原則に反するという批判が強いだろうな。
南は硫黄島、西は尖閣諸島までの日本周辺海域が現在の守備範囲だが、対潜任務なら100機以上ある対潜哨戒機で十分、対潜ヘリより速度、能力は勝る。硫黄島にも基地があるし。防空任務の一翼を担わせるなら、ミサイルに対し脆弱な軽空母より、陸上基地に強固なバンカーを造り、そこに足の長い戦闘機を配備しておいた方が奇襲攻撃にも強く効率的。
さらに、米軍第7艦隊の一部として行動することも考えられるが、集団的自衛権の問題が微妙に絡んでくる。要するに、現状の自衛隊の戦略・任務では軽空母は決してコスト・パフォーマンスが良くないだろう。
アリエフ
>17 ハリアー運用してますよ。アトランティック・コンベアとアトランティック・コーズウェイです。船首に遮風板を立てて、そのすぐ後ろにVTOL発着スポット、更にその後ろに格納スペース、ブリッジと続きます。格納スペースといっても、両脇にコンテナ積んで壁にしてあるだけで、青空天井です。一応、風と波浪は防げます。
今更気付いた。ひょっとして、例の記事ってVTOL限定の運用だったのかな。だとしたら、イラストと評論以外はまんざらでたらめとは言えませんね。
tomo
tomo
すでに十分な能力をもってますから。
旧ソ連がやってたような早期警戒とか、上陸支援の攻撃ヘリとか、
新たな用途を見出すならヘリ空母の存在意義もありましょうが。
勝井
ガンヘッド
STOVLっていう運用法は
垂直発進の燃料バカ食い&ペイロード激減への対応策ですから。
勝井
アトランティック・コンベア、コンテンダー・ベザント等で運ばれた英海軍のシーハリアー英空軍のハリアーは、いずれも同海域到着後は直ちにインヴィンシブル、ハーミスに移動し、以後は両空母から作戦に従事しています。
(N)
されていますが、実際には運用されてはいないようです。ヘリは運用されていたよ
うですが。
実際、写真を見るとかなり無理がある感じもします・・緊急用だったらなんとか。
というのもうなずけるんですが。母艦としては厳しいのでは?
tackow
tomo