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ふね関係で初めて質問させていただきます. 先の第二次世界大戦中,イギリスは”カタパルト船”なる船を建造し,輸送船団の護衛に当てていた,と言うようなことを本で見ました.本題に入ります. @カタパルト船とは軽空母のような船なのですか? A空母型の船なら,全通甲板を持っていたのでしょうか? B持っていないとしたら,搭載機,搭乗員は使い捨てでしょうか? 以前に質問されているかもしれませんが,よろしくお願いします. となりの大トロ |
1:商船にカタパルトを括りつけた代物です
第一次大戦で多用された商船改造水上機母艦みたいな構造です
2:一部にはそういった改造をされた物も有ったようですが
基本的には普通の船です
3:搭乗員は適当な船の近くで着水することで回収されます
機体は使い捨てです>中古のハリケーンを使ってます
SUDO
@ただの商船の船首にカタパルトを付け、ハリケーン1機をその上に載っけただけです。船自体、商船として使用されました。
Aしたがって、全通甲板はおろか、航空偽装もカタパルト以外はろくに載せていません。
B当然ながら搭載機だけ使い捨てです。搭乗員は商船の近くに不時着水するか、パラシュート降下して救助されます。ただ、不時着水の際、パイロットが負傷してしまうことがあり、危険ではありました。
また、ノルウェーからの激しい航空攻撃にさらされる、北極海のソ連向けレンドリース用の船団に付けられたこともあります。この場合、ソ連から着陸許可を予め取っており、そのままソ連領に着陸するか、凍死の危険を冒して氷の浮かぶ海上で救助されます。後者の場合も、すぐに救助されれば凍死の危険はすくないようです。(パラシュート降下時の高度が低すぎ、それが元での重傷で死亡した例はありますが。)
このハリケーンのパイロットは戦闘や脱出以外にも苦労が多かったようです。使い捨てとはいえ、カタパルト上の乗機はシートがちぎれとんで、吹きっ晒しで波にあたり、機体は腐食し、エンジンは錆び、電装系は故障したりしてしまうことが少なくなかったり、いざ戦闘に出ようと思えば左記の理由で完全に使えなかったり、前方の輸送船が邪魔で発進できなかったり、出たら出たで味方の機銃に狙われたり、といった例があります。
tomo
すいません。以後慎みます。
tomo
BUN
tomo