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空母が機を発進させるため最低24ノット以上を出す必要があるとのこと。とすると作戦時、機の発進に1時間はかかるとすれば、空母は他の艦より50キロも風上に走ってしまう。輪形陣を維持するため、空母以外の艦も風上に向けて全力航行したのかな? POT |
景司
勝井
で、1隻あたりカタパルト2基、1回の攻撃で発艦するのは最大でも全体の半分程度なので50機程と見ると、
十数分ほどで全機発艦可能ですね。
そして下にあるように、カタパルト発艦は普通に発進するよりペースは遅いんです。
ですから、一連の行動は20分内外で十分完了するでしょう。
で、空母以外の艦の行動ですが、時期によって異なると思います。
当初、空母の威力が認識されてなかった頃は、日本の航空戦隊のように、直轄の護衛艦が脇を固める程度でしょう。
大戦に突入し、押しも押されぬ主力となってからは、輪形陣を構成する全艦が追随したのではないでしょうか?
勝井
毎度のことながら、見当違いです。
日本の機動部隊の戦索には、発着艦において、空母と直衛艦のみが変速、変針して風に立ち、発着を済ませた後に主隊に復帰する方法と、空母を含む隊または群全体が一斉に変速、変針して風に立つ方法との二つが機動部隊の終焉まで存在しています。これは時期と言うより艦隊を構成する艦によってより大きく規定される性質のものであったようですが、ただ、一斉に運動する場合においても、空母のみは発着の為に独自の運動を取ることが有り得ることが規定されており、艦隊の運動は結構複雑なものであったのです。
BUN