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664 金剛型戦艦は高速戦艦と呼ばれているが大嘘ですね。新造時より強化されているといっても弾薬庫だけ三十六cm砲防御だったそうです。バイタルパートも自艦の砲弾に耐えられる本格的な高速戦艦への改造は可能だったのでしょうか?
ロックマン

  1.  艦体に鉄板張って、砲塔にも重ね着させて、重くなったからより大きなバルジを履いて♪ってな感じで主砲に見合った装甲をさせると、重みと着膨れで足にきそうに思えます。第一次改装時並の速力を維持するのがやっとなのでは?
    tomo

  2. 不可能ではありません。
    現実に、イタリアが中型戦艦をほとんど新規建造かと見まがうばかりの大改造にて、
    走攻防全てにわたって、次元の異なる戦闘力を得た例もあります。

    しかしかける費用に見合った効果となるか、は全くの別問題でしょう。
    そして、新造と変わらないほどの手の入れようを果たして「改装」と称してよいものかという問題もありますね。

    勝井

  3. 新造に見紛うばかりの予算をかけて改装されたのが日本戦艦です。
    また、自艦の砲弾に耐えられないバイタルパートを持った戦艦は
    新戦艦にさえ複数存在します。
    ですから、金剛型の例は程度の問題といったところでしょう。
    また、金剛型が戦艦と呼ばれるのは艦種類別上の問題なので、
    艦の本質とはあまり関係がありません。
    BUN

  4. ↑2 イタリアの場合、三番砲塔を取っ払って、空いたスペースに機関を詰め込んでいますから(厳密には、ちょっと違いますが)、金剛型ではあれほどの機関出力増大はできないのでは?と言うか、第二次改装以上に機関出力を上げられず、速力向上ができないのではないですか?BUNさんの仰るとおり、程度問題だとは思いますが。
    tomo

  5.  人間やる気があれば何でも出来る。ヴィクトリアスの戦後の改装やGuppyIII改装の
    例からして、ジャンボイジングを含めた大改装をすれば不可能ではないでしょう。
     ただ、それが対費用効果にみあう改装か、と言われれば否と答えるしかないでしょう。
    GuppyIIIにしても、この改装で得られる艦齢の延長は新造艦の半分に過ぎず、
    対費用効果の面から見ればこれは良策ではない、と判断されていますので。
    大塚好古

  6. 金剛型の第二次改装後の防御性能で言うならば
    機関部で6インチの厚さの装甲を貼っています
    ちなみに、これはビスマルクの80mm(+上甲板50mm)よりも厚いです
    勿論、弾薬庫はもっと厚くなっています
    これは、伝えられる日本軍の356mm砲弾の弾道性能から推算すると
    最大射程でも耐えられる可能性をもった厚さで
    想定される25,000m前後の距離ならば
    大和の46cm、アイオワの40cm以外に貫かれる可能性は殆ど有りません
    装甲材質や貼り足しで一枚板でない等の弱点も有りますが
    この厚さは条約型戦艦の平均値よりも高いぐらいであることも理解してください

    つまり金剛型は自艦の砲撃に耐えられるだけのバイタルパートを持っています

    確かに舷側は最大203mmと貧弱で
    戦艦級の砲撃には全然耐えられませんが、条約で舷側装甲強化を禁止されていたのですから
    これを強化する可能性は条約脱退後にしか可能性は存在しません
    そして、他の方が述べているように、条約が無くなって自由に出来るならば新型戦艦を建造した方が良いのです

    SUDO


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