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第二次世界大戦中の海戦に参加した正規空母で一番搭載機数の多い空母は 何機搭載でどのくらいの大きさなのでしょうか? 何か他の空母と比較して書いてくれるとうれしいです。 富嶽 |
加賀が真珠湾の三機種を最大に搭載して93機
翔鶴型が機種は同じく、92機
この辺から考えると、どうも信濃が大穴臭いけれど空母同士の海戦には参加してませんね。
BUN
だから、加賀と翔鶴型は大戦前半のチャンピオン候補ですね。
(敵艦については敵国艦船研究家から訂正が入るかもしれませんが)
BUN
雑用機込みの実働機搭載数で、予備機を含めると搭載予定数は135機程度だったような…。
今日無事に家に帰れた段階で資料を読む気力があれば確認します。
(明後日夜の確認・回答になる可能性もあります(^-^;))。
大塚好古
級の予備機含めた搭載数は120〜130の間だと思ったが、記憶が定かにあらず。これも調べねば)。
やはり搭載機数だけ見れば米海軍の空母は世…(ぐはぁ)←闇討ちにあったため以降の発言を
自粛します)
大塚好古
敢えて引用しているのに、これじゃあ、私の祖父が化けて出てしまいます。
単に沢山積むということなら翔鶴も当然のことながら百機以上の機数を余裕で搭載しよう、
という航空本部の試算もありましたが、実施されずに中止されています。
想像するに、下品だからです。
BUN
BUN
師匠の言う103機は計画時中期の数字で、F5F/SB2A-1/TBU-1といった新型機を搭載する
場合の数値です。エセックスの計画では83機+50%の予備機、というのが一応の決定値の
ようです。
因みにエセックス級の計画で「一度に攻撃のため発艦させる艦載機の数」の想定
規定数値は72機でした。
大塚好古
これは航空本部の作成した理解しにくい数字からひろった合成風速16米/秒での計算値。発艦促進装置を使用せずに発進させる限界と思われます。
実用寸前までいったRATOの使用を前提とすれば、翔鶴型の同時発艦機数はエセックスに迫る数字は可能だったと考えられますが、ただ、当時から一番機と最終発艦機との燃料消費の差は問題となっていたようです。あまり沢山発進させても運用の工夫がないと意味が無い、ということでしょう。
BUN
にカタパルトを用いたのでしょうか?
というのも、カタパルトを用いない方が「多数の」航空機を発艦させる際に有利
ではなかろうかと考えたもので(時間的に、です)・・・
普通に考えれば、翔鶴型とエセックス級の同時発進可能機数は同程度ですよね、
搭載機の馬力荷重と翼面荷重なんかの関係もあるんでしょうが・・・
まずは、古文書の解読が先かな(笑)
tackow
米国海軍の大戦中に使用された油圧式カタパルトの欠点は、次機の発艦まで30秒以上の時間がかかることであり、飛行甲板前方に駐機した艦上機をカタパルトで発艦させた後に、充分な滑走距離がとれた後は、後方に駐機していた艦上機は、通常の離陸滑走で発艦していた。第二次世界大戦末期の正規空母では、40%の発艦がカタパルトを使用していた。(Norman Friedman:U.S. AIRCRAFT CARRIERS, Naval Institute Pressより)
少年タイフーン
18機編成の飛行隊5個を搭載,これの50%の予備機という要求もされたようです。
レンジャーとヨークタウン級については18機編成の飛行隊4個を搭載,これの50%の
予備機という要求ですが、米海軍自体はレンジャーは補用機含めて90機が最大,という
評価を下していたようです。
大塚好古