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637 空母赤城と飛龍だけが左舷艦橋で運用され,乱気流の発生などで結局不適とされたのですが,
あれは煙突と重量バランスをとるための設計でしたよね。
やはり片側に艦橋と煙突を配置しないといけなかったのでしょうか。

あと,なぜ左舷煙突の艦が存在しないのでしょう。
世界中の空母で一つもなかったような気がするのですが……。
maNoke

  1. 接舷するときに邪魔だからじゃないでしょうか?大抵の船は左舷から乗り降りするわけだし
    Alphabeta

  2. バークレイに泊めて博物館になっている CVS-12 ホーネットは右舷から接舷しています。艦内で解説をやっていたボランティアの爺さん(もとの乗組員)に「スターボードから接舷するのは普通なのですか?」と拙い英語で聞いたら「右も左もその時の都合次第だ」と言われました。もとの乗組員が言うのだから本当なのだろうけど…そうなのかなぁ…?
    ささき

  3. ↑桟橋の両側に艦をつける事はありますから、右も左もあるのは確かでしょう。
    大塚好古

  4. 回答のヒントが ”世界の艦船”1992.6.月号 特集 空母のメカニズム 103頁に記載されておりました。
    要約しますと、
    1923年完成の英空母、”イーグル(Eagle)”にて艦橋と煙突が右舷側に設置されたのが原点であり、今日に至るまでの標準となった。(慣習)

    右舷側設置の理由は「当時の英戦闘機のエンジン回転方向の関係で、スロットルを開いて回転を上げると機体が左に回るくせがあり、この方向と反対舷に構造物を設置する事にされた。」
        との事です。 
    現代の艦載ジェット機の着艦アプローチの廻り込む方向が決まっているのも(確か左り廻りだったと思いますが自信無い。) 多分、アイランド(艦橋)やアングルドデッキとの関係からだと思います。
    奇跡の発動機?誉

  5. 以前に論議がありました。

    http://www.epsnet.co.jp/~f4u/ansq/2/B2000380.html


    tackow

  6. >右舷側設置の理由は「当時の英戦闘機のエンジン回転方向の関係で、スロットルを開いて回転を上げると機体が左に回る
    >くせがあり、この方向と反対舷に構造物を設置する事にされた。」
    ところがところが、そのイギリスではマーリンから後のハイパワーエンジン、グリフォンやセントーラスは何故か「左回り」なので、トルクは機首を右に振る方向に働くはずなんですね。
    あのバカでかい5枚ペラをつけたシーフューリー(セントーラス)やら、轍間距離の狭いシーファイヤ(グリフォン)を「右側艦橋」の母艦で運用するのはちょっと勇気が要りそうな気がします。
    ささき


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