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621  先日起きたロシア原潜の沈没事故の原因には諸説ありますが、ソ連崩壊後の隊員の質が低下したとの意見も見うけられます。ただ、ソ連時代の潜水艦事故の件数、規模などを見ると私は「結構多いな」と思ってしまうのですが、やはり隊員の質との因果関係はあるのでしょうか。それともあれだけの大きな軍隊にはある程度の事故は計算のうちなのでしょうか。
やまぐ

  1.  今回の事故には諸説ありますが、現在までの所では乗組員の質の低下が原因とは
    言い切れないと思います。ただ軍事費の欠乏による艦の整備不良は以前より酷い状況に
    あるとは言えます。

     ソ連時代の事故も乗組員の質と艦の技術レベル、ダメコン対策の不備が相乗した結果が
    主要因となっておりますのでどれが悪い、と決めつけることは難しいと思います。
    大塚好古

  2. 暗く寒く酸欠と浸水に脅える艦内で、最後まで救援を信じつつ亡くなった乗員の方々の苦しみは想像を絶するものだったでしょう…月並みですが、ご冥福をお祈りするとしか言葉がありません。
    ささき

  3. 今のロシアには、国家予算が足りないのに国土は広い、それを維持するには
    大規模な軍隊が必要だが金が無い、結果的に訓練度は下がり、船モ買えないから
    救出もできない、だれだかわすれましたが
    「今まで事故が起こらなかったのが不思議だ!」といわれるくらい
    でしたから、起こって当然のことがおきたわけです


    富嶽

  4.  今や国民1人あたりGNPがメキシコなどの中進国にも及ばない国が、国際的発言力を維持したいがためにあれだけの戦力を維持しなくてはならない。ロシアが極東に及ぶ広い領土を維持し、歴史的に関係の深いウクライナの離反や地方の分離独立を抑えるためには軍事力に裏打ちされた国際的発言力、影響力が必要というのが本音ではないでしょうか。
     ところで、昨年、横須賀でアドミラル・パンテレ−エフを見たとき、隣の護衛艦の海上自衛隊の方によると、ヘリによる救難能力はロシアの方が優れており、自衛隊のヘリがホイストで2人までしか吊り上げられないのに、向こうは3人吊り上げられると語っておられました。荒れた冷たい海の中で活動することの多い海軍だから、必要な人材を事故で失わないため配慮しているのかと思いましたが。
     しかし、最近の予算不足や隊員の士気低下の中で、十分な訓練が行われているのかはわかりませんが。救難・捜索用ヘリKa32のタイヤはひび割れていて、見学にきた自衛隊員があきれていたし。
    アリエフ


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