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艦船において傾斜装甲を用いるのは何のためでしょうか? 避弾傾始のためだとするとむしろ飛んでくる砲弾はより直角に近い角度で 命中して、無意味に思えるのですが。 OR |
直角より垂直に近いのではないでしょうか?(遠距離砲撃戦の場合)。
よって傾斜装甲は無意味とは思えませんが…。
(ご質問の意味を取り違えていましたらすいません。)
yuji
だとしたら、あの舷側の形状は復元性対策のためです。
(憶測違いでしたら御免なさい…)
きん
・・・ということですか?
ギギギ・・・水をくれ
戦艦の傾斜装甲は内側に傾いており、
その大落角弾に対して厚みを増すような配置になってるのが
お分かりになるかと思うのですが。
勝井
砲弾→/装甲
ちなみに、船内に配置されていますから外見では判りません
これは戦闘距離が極めて近かったのと>つまり弾道は直進に近い
被帽徹甲弾が無かったから成立したものです
大和やネルソンなんかの傾斜装甲は
砲弾→\装甲
こーゆー感じですね
これは戦闘距離が大きいと砲弾の落角が大きくなるのを活用した物です
例えば落角30度の砲弾に傾斜角度15度の装甲だったら
砲弾と装甲の角度は45度になります
この時、垂直装甲に比べて避弾経始を無視して1.22倍の耐弾能力になります
既にこの時期の砲弾は被帽徹甲弾ですから
避弾経始はそれほど期待できる物でもなかったでしょうから
命中角度を大きくすることで
砲弾の通る距離を大きくする事を狙ったのではないかと想像します
まあ、30年代の艦艇の一部には
この被帽を破砕してから主要装甲に当たるように
多重装甲化したものもありますので
その場合は避弾経始の効果も大きな物が期待できるかもしれません
SUDO
OR