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583 日本軍(陸軍含む)が使用した
全てのカタパルトの形式と簡単なスペックを教えて下さい。
どんべ

  1. 「全ての」と書いたのは、
    ・一般的な2号射出機
    ・潜水艦用
    ・伊400用
    の、3種類しかないのでは、と想像しているからです。
    どんべ

  2. 大淀が新造時に装備していた、紫雲射出用の二式一号一○型がありますね。
    まなかじ

  3. 空母用の空廠式というのもあるぞ。
    御興味お有りの向きは「真実一路」の新記事に期待されたし(宣伝)。
    BUN

  4. 5種類だけなら、
    ぜんぶの形式とスペック(最大射出重量だけでも)わかりませんか?
    どんべ

  5. どんべさんにそこまで聞かれちゃしょうがない。代表的なものだけですが横着しないで書きます。

    呉式二号三型(火薬式)全長19.4m 飛行機最大重量3000kg 最大射出速度28m/s
      二号五型       19.0m        4000kg       28
    一式二号一一型      25.6m        5000kg       31
    呉式一号四型(空気式)  19.0m        1600kg       26 潜水艦用
    四式一号一〇型      26.0m        5000kg       34 晴嵐用
    噴進射出機一〇型     97.0m        2600kg       50
    (ロケット)
    これで如何でしょうか?
    一号は最初に開発された圧搾空気式で、昭和三年朝日に搭載されて実験され、その後は衣笠に装備して実用されています。二号は火薬式で、青葉、那智から装備されている代表的なもの。噴進射出機は桜花四三型用の陸上カタパルトです。
    その他に三菱試作射出原動機や萱場式発艦促進装置がありますが、これらは大正期の試作品であり、データの必要も無いでしょう。
            


    BUN

  6. BUNさま、さっそく「帝国海軍会議大中継」たのしませていただきました。
    でも、やっぱりなんで『カタパルトを捨てた』のか、わかりませんでした。

    また、ほんとうに詳しくスペックを上げていただき有り難うございました。
    四式一号一〇型なんか、すぐにでも空母でつかえそうな立派なものですね。

    ところで、↑のカタパルトは、フロートがついていない艦上機に対しても、
    せっかくついている脚は、上げた状態で台車にのせて射出するのですよね。
    たかつかささまの掲示板でも、カタパルトで荒らしまくっているのですが、
    なんで、車輪がついている艦上機を台車にのせたのか、よくわかりません。
    少年タイフーン

  7. この件はまったく推測の域を出ないままなんですが、最初は既存の艦上機の脚回りが射出に耐ええられなかったのではないか、とか、そもそも零戦は射出できなかったのでは、とか色々と考えていましたが、どうも、既存空母と建造中空母の追加工事の余裕が無い、というのが開発そのものがスローダウンし、消滅してしまった最大の理由だったような気がします。「真実一路」にも書いた通り、艦政本部が消極的であったのはそうした理由によるのでしょう。
    BUN

  8.  陸軍は神州丸が全長19,6mのカタパルトを積んでます。要目不明。後に撤去。海軍が水偵を譲ってくれなかったから陸上機を積むことにしたという話ですから、これも陸軍独自に開発したのではないかと思います。

     便乗質問です。給油艦速吸が積んだカタパルト、どなたかご存じありませんか。天山積んでたので、一式二号一一型ではないかと思うのですが、もともとは水偵を積む計画だったとも聞いていますんで、高級すぎる気もします。
    tomo

  9.  またやってしまいました。丸の記事によると神州丸のカタパルトは呉式二号五型となっております。
    tomo

  10. んんん、こんがらがった。
    後日、追加質問させていただきます。

    どんべ


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