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退役直前の艦艇って、 どの程度性能低下しているものなのでしょうか? 特に機関関係は影響大きそうですが。 勝井 |
- それは現代の艦艇の機関のことなのか、大戦中のことなのか、それとも19世紀のことなのか。また、平時の艦艇か、戦時の艦艇かで異なるのですから、ひとくくりに「これ」といった答えは無く、こう言う問題にひとつの回答を求めるところが勝井山の悪い癖です。
今、ある潜水艦について調べているのですが、昭和13年に竣工した艦が昭和18年半ばに機関の老齢化を指摘されている所などかなり印象的です。艦によって事情が異なるという良い見本だと思います。もう、勝井山も「自分で調べる人」になった方がいいんじゃありませんか?
BUN
- 機関は手の入れ具合で変わるから一概に摩耗の度合を指摘するのは不可能だと思うよ。
実際英海軍最後の艦隊型駆逐艦は退役時まで英海軍最速艦の地位を保持していた、という
話もあるし、アメリカの4本煙突型駆逐艦は機関の摩耗が酷い缶を搭載したのは就役後
2~3年で退役しているからね。
大塚好古
- 師匠の仰る通り、、こんなの一括りに答えは出せないと思うんですが・・
退役した米空母「ミッドウェイ」が老齢にも関わらず、フネの性能を維持出来
たのは、横須賀の整備能力が優秀だったとか言われてますが。じゃ、同じ退役
間近の、インドの空母とかアルゼンチンの空母はどうだったのか?性能を維持
出来ていたのか?
先の大戦でも、金剛級なんか、それこそ「退役間近」だったのに獅子奮迅の働
きをしてる・・まぁ、改装してるけど・・
ここで、判らないのは。どの程度をもって「性能が低下」というのか?
機関でいえば。新造状態(公試)でのXX%しか性能が発揮出来なくなった時?
あるいは、運用や修理に手間が掛かり過ぎる、と判断された時か?
兵装なんかだと、戦力は相対的なモノだろうから、就役してちょっとすれば「
性能の低下」を来すんでしょうね?そうならない様に改装やらしてるんでしょ
うけども。
あと、飛行機なんかもそうだけど、生涯の大部分を洋上で過ごす民間のフネと
比べて軍艦はかなりラクな感じもする・・まぁ、エンジンの特性やらマージン
にもよるんだろうけど。
潜水艦に関しては、海自だと現役でいる年数が14年(でしたっけ?)と水上
艦よりもかなり短い事から察するに。やはり、あちこちストレスが溜まるんで
しょうね?
あ~ぁ、全~然、答えになってない。まっ、いっか。
tackow
- そう、潜水艦はまた格別に「華」の時期が短いのか、就役5年(しかも半分は平時)の艦を老朽艦として潜航深度を20%規制していたりするんです。基準排水量2300トンの軍艦としては何とも短い青年期ですが、ひょっとすると個艦の事情による可能性もありますね。
BUN
- >潜水艦に関しては、海自だと現役でいる年数が14年(でしたっけ?)と水上
>艦よりもかなり短い事から察するに。やはり、あちこちストレスが溜まるんで
>しょうね?
これは、海自がもてる潜水艦の総数が16(14かも。うろ覚えです)
であり、くわえて造船所に毎年建造契約を与えなければならない
ために、ホントはまだ全然使えるのにこの年数で退役させちゃう
んだ、という大人の事情がある由、伝え聞きます。
もったいない。
satoski
- >5
いや、それもあるのでしょうが、水上艦艇に比べて。ということを強調したかっ
た訳です。
「大人の事情」は尤もですが、造船所の建造能力を維持するという崇高な目的も
有ると思います。
tackow
- 海自の潜水艦艦齢規定が16年、防衛大綱の潜水艦兵力整備枠が16隻という規定の相乗効果の結果
年1隻建造/退役の体制になっただけなんだがのう…。それに大蔵省が年1隻以上は絶対に認めない
らしいし。
大塚好古
- ついでに言うと潜水艦の艦齢16年の規定は旧海軍以来の規定ですね。
大塚好古
- 旧海軍からなんでしたか・・稽古不足でした。反省しきり。
tackow
- ネルソン、ロドネイは長いWW2の間にろくな機関整備を行っていなかったため、対独戦終了時には缶、タービンとも破裂寸前だったと聞きました。
さぞや蒸気漏れやら振動が増していたのではないでしょうか?
Navy
- 便乗質問。出るかなと思っていたけど出ないので。
今までの回答から潜水艦については機関よりも艦体そのものに先に耐用年数がくるので原子力潜水艦はつつがなく退役していきそうと想像できますが、原子力の水上艦の原子炉はどうなのでしょうか?念のためアメリカ海軍の空母のHPをみてみたらCVN―65エンタープライズは大西洋で現役のようです。これのウェスチングハウス社製原子炉は(もし原子炉交換の荒療治がなされてないなら)相当な年代ものと思いますが大丈夫なものでしょうか?
SHI
- ↑ 米の原子力推進艦の場合平常の保守に加えて炉心交換作業時に徹底的な機関のオーバーホールを
行っているので特に問題が出ないのだと思います(蒸気タービン等はもっと頻繁にオーバーホールを
行っています)。
ちなみに最近の原子力潜水艦の場合就役中に2~3度の炉心交換作業を行ってます。就役年数が30年
に近かったスキップジャック・パーミット級SSNの場合は初期の炉心交換期間が短かったためもあって
5~6度の炉心交換作業を行っていますね。
今度新造されるバージニア級が搭載する原子炉は予想就役期間中に炉心交換・オーバーホールを
行わずに済むようになるようですが。
大塚好古
- 詳しい状況は判りませんが、峯風は昭和13年当時、老朽化のため、24ノット以上で走航するには海軍大臣の許可が必要でした。
tomo