昭和19年にマニラでそのウインチ作業をしたという人から聞かれました。（美しい船だったそうです。）
15,105t　昭和19年2月22日　USS-268 PUFFER により撃沈。
駒宮真七郎氏の戦時船舶史にその最後は１５行ほどあります。
http://www.es-conseil.fr/pramona/d'artag.htm　にフランス語の記事
（読めない　；ヘ；）があります。

IWA

あたらじといえどもとおからじ。

長さ　１７２ｍ
自重　１９,８０７ｔ（正味の重さ）
排水量　２０,３２３ｔ
乗客　１等；１６５、二等；１５４、ツーリスト；９２、貧民（？）；１,８７７
推進器　油焚き蒸気ボイラー二基、二本煙突

歴史

１９２４年４月２日、ボルドーのジロンド川造船所で進水。東洋高速汽船会社に１９３６年まで所属してインドシナ -（フランス本土）間航海にあたる。１９４２年６月、日本に接収されその名をＴＥＩＫＯ　ＭＡＲＵに。１９４４年２月２２日アメリカ潜水艦ＵＳＳ　ＰＵＦＦＥＲに雷撃される。
SHI

重複しますが、以下「日本の客船２　１９４６〜１９９３」より
　仏印で接収。４２年１０月横浜に回航、修理。国策会社の帝国船舶株式会社が管理。４４年２月南シナ海で雷撃により沈没。
　
tomo

ありがとうございました。
日本の客船２　１９４６〜１９９３　にありますとは。（日本の客船１は持っておりましたが。）
これで、質問者に回答をかけます。

書き間違いましたが、「三銃士」だったら四姉妹、
アトス、ポルトス、アラミス＋ダルタニアンでした。（リシュリューは、戦艦にありますね。）
アラミス号も接収されて 帝亜丸 という船になったそうです。　
http://www1.odn.ne.jp/~aac89510/sbs/Senbotsu1FILE/teia.html
http://www.es-conseil.fr/pramona/aramis.htm
最後は、'18/08/1944 par le sous marin americain USS RASHER.'だそうです。

フランスの降伏で本国に帰れなくなって仏領インドシナに留まっていたところ、
日本軍のマレー侵攻で日本の手に落ちたというところでしょうか。
IWA

あたらじといえどとうからじ訳そのに。

長さ　　　　１７２ｍ
自重　　１７５３６ｔ
排水量　２１５５０ｔ
乗客　１等；１９６、二等；１１０、ツーリスト；９０、貧民（？）１１８３から１５０２
機関　ガス、オイル　ディーゼル二基。二本煙突。

歴史（こっちの船の方が面白いよ）

１９３１年６月３０日　セーヌ川造船所で進水、東洋高速汽船会社に所属。１９３９年９月、２等（？どうでもよいようなもの）巡洋艦に改装。１３８ｍｍ砲８門、７５ｍｍ対空砲２門、３７ｍｍ対空砲２門、機関砲８門を搭載、名前をXIに変え１９４０年６月までどこかの（？）海峡とシナ海のパトロール任務につく。１９４２年日本に接収され名前を再び変えてＴＥＩＡ　ＭＡＲＵになる。１９４４年８月１８日ＵＳＳ　ＲＡＳＨＥＲにより沈没。

なお、上記ダルタニアン号の経歴に１９３６年から１９４２年６月まで６年の空白がありますが、この間どうなっていたのかはこのウェブサイトの文章からは判らないのです。（フランス語ネイティブに聞いたけど書いてないそうです）



SHI