大雑把ですが、ノースカロライナ級とかサウスダコタ級なんかが積んでるＭｋ
６、１６インチ砲＋Ｍｋ８ＡＰ弾（重い奴）の組み合わせですと。確か、射距
離２万ｍ切ると大和の４１０�oの装甲がやばかったと思います。

あと、８インチ砲ですが。長門とかアイオワ、サウスダコタ等の１６インチ搭
載戦艦は概ね３００�o程度の舷側装甲があります。装甲貫徹力が大きいと思わ
れる米国の５５口径＋重い砲弾、でも至近距離じゃないと抜けないと思いまし
た。
tackow

ワシントン級なら大和でなくて長門で十分です。何故ならワシントン級の防御力は１４インチ向けですから
Ａｌｐｈａｂｅｔａ

↑いえ、聞きたいことはその逆です。
taka

ワシントン、つまりノースカロライナ級の自火力に対する安全距離は
22,000〜23.000、サウスダコタだと18,700〜24,100m

300~310mmの傾斜装甲を抜くのが20,000前後ですから
410mmの傾斜装甲には12,000以内ぐらいになるんじゃないでしょうか

ちなみに、ノースカロライナは従来の406mm砲弾だと２万
サウスダコタだと16,000ぐらいだそうで

どっちにしろ、ソロモンの夜戦に戦艦が突っ込んだら
大和対アーカンソー（305mm砲）ってシチュエイションにでもならない限り
まず、お互いに貫徹されるんじゃないでしょうかね(爆)

８インチ砲弾でですけど
資料が全然無いので推測ですが
米軍の16インチ砲（Mk6）の10海里での残存速度が489m/sで、弾頭重量1225kg
これぐらいで、米新戦艦を抜けるかどうかなので
同じぐらいのエネルギー量ならいけるでしょう
（実際には砲弾の形状・材質、命中角度も考えるべきです）
見てのとおり、8インチ砲弾の10倍ぐらいの重さですから
489m/sの二乗の10倍の平方根の速度で当たればよいので＞1500m/s
APFSDSかい、無理ですね

ここでは、8インチ砲はどうせ近距離だから殆ど水平弾道で来るだろう
16インチとはいえ、Mk6は初速低いから落角大きい＞装甲も傾斜してる
よって、倍ぐらいにむだを持っていたと仮定しても（大甘）
たぶん1,000m/sぐらいなら抜けるでしょう

ちなみに、普通の8インチ砲弾の初速はこんなに無いです
まあ、ゼロ距離から撃てば、角度や当たり所によっては抜けるかも

ＳＵＤＯ

あまり参考にはならないと思いますが、恐らく昭和１０年以前の論文で、誰が書いたのかは不明のもので、８インチ砲で敵主力艦の装甲を貫徹することは不可能になりつつあるために、射撃は専ら榴弾で行うべきだ、とする論文を数日前、恵比寿で読みました。
ＢＵＮ

＞４他
ちょっと曖昧な書き方でしたが、資料と射表らしきものから推測するに、砲Mk6
・砲弾Mk8だと20,000ヤードで約450�o程度の装甲を抜ける様です。その時の落
角は18度位です。また、「大和」の傾斜装甲は経路長にして10％増し程度でし
ょうか？そこから判断するに１番での
＞確か、射距離２万ｍ切ると大和の４１０�oの装甲がやばかったと思います。
は、ちと、米軍に甘かったな・・
「射距離２万ヤード切ると〜」に変更します（^^；確実なのは１万５千ｍ位かも
しれません。う〜ん、大和つおい。

あと、サウスダコタ級の戦闘安全距離なんですが、未確認ですが砲弾がMk5の場
合ではないでしょうか？
Mk8が提供されたのが何時か判らないので（詳しいヒトが教えてくれる筈）なん
ともいえませんが。

ちなみに、Mk6砲でMk5砲弾（砲弾重量約1,020�s）を用いた場合だと、初速が約
770ｍ/sec。Mk6砲弾（砲弾重量約1,220�s）の場合には初速約700ｍ/sec程度で
すから、貫徹力の差は凡そ１５％程度になりますね（だよね）。これは、概ね射
距離によらず一定であると思います。


８インチ砲ですが、射表らしきものも無いので幾つかの文献からの推定なんです
けど、概ね射距離11000〜9000ヤードで250�o位の装甲貫徹能力があるようです。
砲弾に関しては形式が判らないのですが１６インチのMk5相当のもので約120�s、Mk8相当のもので150�sですから、初速の差を１６インチ砲と同程度とすれば約15
〜20％位の貫徹力の差となるのでしょうか。
上記の射距離11000〜9000の差はこの砲弾の違いとも思われます。
そこで、無理矢理16インチの射表に代入すれば零距離で300�o以上は楽に抜けそ
うなんですが、、、まぁ、余程のラッキーヒットじゃないと無理でしょう。

いずれにせよ、舷側装甲８インチの金剛級を投入するのはかなりの度胸が要ると
いうことです。夜戦だから重巡に抜かれるのは必至でしょうから。

流石はギャンブラー＞山本司令長官
tackow

＞6
＞貫徹力の差は凡そ１５％程度になりますね

1020*770*700：1220*700*700だと
1020kgの方が1.011倍エネルギー大きいです
材質同じなら貫徹力は高初速の方が貫徹力は大きいでしょう
それと落角18度＠２万ヤードだと
長門の主砲（1020kgで780m/s）が２万ｍで17.5度、15,000ｍで11.8度ですから
この距離ぐらいだと２度ぐらい軽量高速砲弾の方が浅い角度で入ります
（この時の長門の砲弾の残存速度は２万で495m/s、15,000だと533m/s）
たぶん２万ヤードなら500-510m/sになります
米軍の従来型砲弾が長門のソレと大差ないとしたら
2万ヤードでの貫徹能力は
1020*505*505：1220*489*489となり、軽量砲弾は89％のエネルギー量です
角度が2度ぐらい違うとして、実際の威力差は１割も無いでしょう

ＳＵＤＯ

やっぱ、計算違ってましたか・・１０％位ですね。

ただ、落角の違いは考慮して貫徹力を出しているので、２度の差は
考えなくとも良いはずです、、
tackow