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光人社「虚構戦記研究読本」で、大和の基準排水量が実は68200dもあったとの記述がありますが初耳です。事実でなんでしょうか? 因みにこの本は少しやり過ぎとは思いますが優れた分析をしていると思います。「小失敗シリーズ」のような初歩的な勘違いもなく抵抗なく読めました。 ひろし |
実際の数値はかなり諸説があり、
Conwayでは6万2315t、光人社「写真 日本の軍艦」では6万5千t、
御大 福井静夫さんがConwayの数値を計画値、実際を6万4千tと記しており、
これが最も一般に流布している数値となってます。
さらに、学研のミリタリーシリーズでは当初6万5千t、
後に燃料搭載量が増えて6万8200t、実際の完成時は6万9100tと記してますが、
この内6万9100tについては福井さんは公試排水量と記してます。
まあ、最も一般に知られる6万4千t。
あれに疑問を抱けるようになれば(つまりあの数値が絶対とはいえないと認識できるようになれば)、
あなたは初心者から一歩レベルUP!といえますね。
勝井
BUN
別にケチつけるわけじゃ無いんだけどね
基準排水量には燃料搭載量は含まないから
搭載量の増減で変化する性格の物ではないと思います
もっともタンク増設で船体重量が変ったというなら理解できますが
千トン単位で変るとも思えません
SUDO
BUN
おっしゃるとおり,燃料関係で3千トンもの増加ってのはちと考えにくいとは思います.
これは公試排水量とする福井説の方が信憑性はあると思いますが,
自分でも書いたように,100%確実とはいいきれないですねぇ.
勝井
大和も武蔵もあれだけの航空攻撃に耐えたのだから7万dでも私は高く評価できるとおもうのですが(大和の命中弾数は日米でぜんぜん違うみたいですが・・・)。
ひろし
大和が当時世界最大・最強の戦艦であったことには違いないのですから。
勝井