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また質問させてください。 じつは最近気付いたのですが、米軍の戦艦戦隊はなぜ3隻編成なのでしょうか。複数艦へ分火した場合、 かえって不合理なのではないかと思います。 もし、理由があれば教えてください。 よろしかったら重巡戦隊はどうして4隻編成なのかも。 ふみ |
アメリカの超弩級戦艦の中で、建造・計画隻数が3の倍数だったのは、
ニューメキシコ級(元は2隻のはずだが旧式戦艦売った予算で3隻目も)、
サウスダコタ(3年艦隊)級、アイオワ級、だけのはずです。
他はほとんど2隻なんです。
3隻束ねて使うのは大変そうですねぇ。
FIX
メリーランド級もテネシー級と合わせて3隻2隊(条約時代、両級はほぼ同格に扱われてます。「ビッグ・ファイブ」の呼称がそれを証明してます)。
アリゾナ級はテキサスやネバダと組むと6隻になりますが、
艦容の差異が激しくて、僕的にはイヤ。
そう、結局のところ、半端な数で建造されたのはモンタナだけなんです。
あれの5隻こそ、何のためかよくわかんない。
勝井
ありますから。特に不都合があるわけでもなさそうですが?
また、染料を仕込んだ砲弾を用いていた事からも、意外と複数艦での
同一目標射撃を実施していた可能性もあり。逆に3隻で大丈夫か?と
も思えすネ。
ところで、お名前や文体から察するに「ふみ」さんは歴史専攻の女子
大生でしょうか?
だったら、横須賀カレーとか舞鶴肉じゃがとか食べながら色々お話し
たいな。メール待ってます。
takukou
なぜか、よく知らないのです。
アーカンソーが半端なのがいけないのだと思いますが、米海軍はどの程度まで3隻編成に固執していたのか、あるいは便宜的に3隻編成にしていて、実戦では2隻または4隻戦隊で運用するつもりだったのではないかと思っています。
第三次ソロモン海戦や、スリガオ海峡、比島沖での編成を見ると、意外とマジかもよ!?
まなかじ
まなかじ
第一戦隊
BB36 ネバダ (ネバダ)
BB38 ペンシルバニア (ペンシルベニア)
BB39 アリゾナ (ペンシルベニア)
第二戦隊
BB37 オクラホマ (ネバダ)
BB43 テネシー (テネシー)
BB44 カリフォルニア (テネシー)
第四戦隊
BB46 メリーランド (メリーランド)
BB48 ウェストバージニア(ウェストバージニア)
ですが、確かにメリーランドとウェストバージニアを一緒にするのは
納得出来るものの、他は?とも言えます。
takukou
(BB-34)ニューヨーク<旗艦>
(BB-33)アーカンサス
(BB-35)テキサス
(BB-32)ワイオミング
なんとワイオミングが編入されているんですねー。凄いですねー。
大塚好古
しかし、アリゾナ級って。
takukou
勝井
指揮能力の問題やなんかが色々からんで隻数が決定されるのでしょうが、
一番大きいのは、案外「伝統」かもしれません。
いや、伝統を馬鹿にはできないですよ。
歴代、3隻編成での戦術行動とかが研究されてきたなら、
いきなり4隻編成に切り替えても色々と不都合が起きるかもしれないし。
ちなみに英国戦艦は5隻編成基本という中々にわけわかんない方針をとってます。
5隻を2分割しても2隻と3隻だから運用上結構面倒だろうに。
勝井
一次大戦のQE/R級からなる戦隊が同型艦を纏めた結果一時的に組んだだけであとは殆ど3/4隻編成ですよ。
それにQEの建造予定数は6、R級は8ですからそれぞれ3/4隻で戦隊を組むつもりであったのは明確で
あると言えましょう。因みに第二次大戦開戦時の本国艦隊2ndBBSqは5隻編成ですけどあれは1DivがNelson級、
2DivがR級という編成なので2/3隻編成だと言うべきでせう。
大塚好古
Navy
その理屈じゃ、KGVの件については説明できないですよねー。
(まさか、単純にR級5隻の代艦だからとか…)
勝井
戦艦を最終的に20隻整備予定だったそうです。
内訳はQE5隻、フッド、R級巡戦2隻、ネルソン級2隻、
で、KGV5隻とライオン級らしいんですが、1隻足りない。
ライオン級5番艦が建造予定だったのか?
勝井
しなかったんですけど。
大塚好古
代艦の建造が行われることになったからではないかという推測は出来ますね。
大塚好古
完全に与太とは思ってません。
けど、それでも5隻の理由はわかんないなぁ。
勝井