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500 珊瑚海海戦で得られた戦訓というとどんなものがあげられましょうか?
勝井

  1. 珊瑚海海戦の戦訓ですが。

    米艦船の対空砲火が激しい。が、低高度だと回避可能。
    敵機が無線誘導らしい装置を使ってる。
    護衛機が無い艦攻は無力。
    敵機の戦意が高い。
    あと、母艦機が何度も反復して攻撃するのは難しい、とか。

    かな。戦訓じゃ無くて、所見だな。これだと(^^;;
    takukou

  2. 空母飛行甲板上のでっかい日の丸、だな。
    BUN

  3. 先手必勝とか、索敵重視(日本では?)、直援機がもっと必要などの基本的な部分も入るのでは?
    taka

  4. 攻撃隊の援護及び攻撃後の空中集合等も有りますね。
    後は空母の脆弱性ですかね…。
    無限

  5. 空母の脆弱性は戦争前から指摘というか認識されていたと思うのですが・・
    takukou

  6. ↑すいません。空母の脆弱は戦前よりの認識もさることながら、実戦での証明というべきだったでしょうか?
    無限

  7.  丸 95年4月号に米軍の珊瑚海海戦に関する戦訓レポートの記事が出ています。一部には日本側の戦訓レポートも引用して比較してあります。本文もなかなか興味深い無いようですが、まとめとして、以下の12の戦訓がまとめられていますので、とりあえずこれだけを書いておきます。(私なりの若干の手直しをしていますが、趣旨の変更はありません。)
    (a)実際の戦争になると、航空、砲術双方の練度がひどく低下する。訓練を強化し、併せて広く地上訓練も行う。
    (b)急降下爆撃の際、照準器と風防が曇る。早急な改善が必要。
    (c)戦闘機数の少なさは攻撃隊、艦隊双方の適切な防御を妨げる。以後、戦闘機数を増加。
    (d)時代遅れの雷撃機は味方雷撃隊の効力を弱める。
    (e)雷撃は急降下爆撃と密接に調整されたとき、もっとも効果的である。
    (f)フルオートマチック火器は敵機が搭載兵器を投下する前に撃墜できるよう、見越し射撃のできる照準装置一式が必要。
    (g)索敵及び戦闘機隊の効果的な誘導のため、全ての空母は長距離レーダーを装備しなけらばならない。
    (h)基地航空隊と艦隊部隊は混成訓練を集中することによって、よりよく調整しなければならない。
    (i)航空魚雷と爆弾はより大威力でなくてはならない。空母一隻を沈めるのにあまりに多くの命中を必要としている。
    (j)攻撃努力の要点は航空要員にかかっている。搭乗員に過度な負担をかけないためにも、充分な準備で交替部隊を作る方向に進まなければならない。
    (k)空母において大量のガソリンを抱える事の脅威を取り除く予防手段を講じなくてはならない。
    (l)警戒艦は輪形陣の1400〜2300メートルに占位したとき、敵雷撃機に対し、空母にとって最上の防御砲火を行い得た。
    tomo

  8. ↑2行目訂正
     興味深い無いよう→興味深い内容
    tomo

  9. 日本側の当時の戦訓なら、多分防衛研究所に「戦訓 珊瑚海海戦」という文献
    が所蔵されていると思いますし、当時の認識がどうであったかを中心に議論す
    べき内容かと思います。

    今泉 淳


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