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現在の駆逐艦などにはたいてい 3〜5インチ程度の砲が積まれてますが、主目的は何なんでしょうか?あと搭載されている弾の種類とか弾数はどの程度なんでしょうか? taka |
ただ、3インチ程度だと対艦、対地の比重は小さいでしょうが。
takukou
平時における威嚇射撃の用途に欠かすことができません。
海上保安庁の大型巡視船に20ミリから40ミリの機銃が装備されているのも同様の理由からです。
対艦ミサイルでは、威嚇射撃できません。
まなかじ
taka
機関銃手が持っている拳銃、砲兵が持っているカービンのようなもの。
3インチ砲は、ものによってはかなり濃密な対空弾幕を張れるものもあるようですが。
弾種はVT信管付き榴弾が主だと思います。対艦用途にも徹甲弾は不必要になりつつあります。
まなかじ
また、一時ミサイルonlyな艦も建造されましたが、結局は砲積み込んでるように、
ミサイルでは対処しきれない、あるいはもったいない事態というのが結構あるってことです。
ちなみに、海自の新型護衛艦4,600t型は、「対地」攻撃力改善のため、砲兵装を127mmに換装しました。
勝井
(N)
takukou
場合、搭載弾種は触接/時限/近接信管付きの通常弾、一砲塔当たりの搭載弾数はソブレメヌイ級DDG
(P956/956A)は250発、スラヴァ級CG(P1164)は350発と言われております。
大塚好古
taka
まあ、昨今の127mmは下手すると往時の戦艦クラスに匹敵する射程がありますから。
(純粋な破壊力では敵いません。だから米はまだ後生にアイオワ保管してんだもんね)
勝井
対地射撃では砲口径(弾頭サイズ)がやっぱり一番重要だったようです
フォークランド紛争でも4.5インチ以上で無いと効果が薄いと出たそうな
でもって、門数の問題は、射撃速度で誤魔化すのでしょう
また、127mmで足りるのかどうかですが
これは米国等で、陸軍の155mm砲の流用が検討されたり
(砲そのものの場合もあるし、弾頭流用もある)
最終的に採用されなかったけど
Mk71(毎分12発の軽量自動砲、口径203mm)を駆逐艦に載せて試験した事等
やはり、足りないと言うか、もっと欲しいてのはあると思います
ただ、対地攻撃でいうならトマホーク使うとか
そういった選択肢もあるので
砲は安価な汎用兵器としての道が第一なのでしょう
SUDO
口径127mmでしたっけ?
ここ当分、5inクラスを超える大口径艦砲の新規開発は
望めませんか。
勝井
taka
の自走砲と比べて5〜10倍で、FCSも高級でしょうから、命中率も優越し
てると思われます。従って、自走砲10門程度の価値はあると思えます。
また、陣地の変換も容易ですから目標の変更も容易になります。
また、航空機に対しても「何時でも」戦場に存在しているという事で優越して
います。
あと、確かに16インチ砲や往時の8インチ砲に比べれば一発当たりの破壊力
は落ちますが。誘導砲弾が実用化されればピンポイントで目標を狙えますから
実質的な破壊力は引けを取らないでしょうし。砲弾そのものの破壊力が必要な
堅固な目標に対してはミサイルで対処していくのではないでしょうか?
takukou
軍事研究(1999年9月号)によると、DD21搭載用に新規開発中の艦載砲は口径155mmです。垂直発射砲VGASと旋回砲塔砲AGSの二方式がありますが、AGSの方が有力になっているそうです。
yuji
垂直発射砲は155mmですよ。しかし、開発は難航しているらしく、当面は127mm砲の長砲身型で行くそうです。
tomo
tomo
大塚好古
弾種:HC(High Capacity)、WP(White phoshorus)、SS(Star shell)、SS2(illumination 2)
信管:MT(Mechanical Time)、CVT(Controlled variable time)、PD(Point datonating)、
PDD(point datonating delay)、IR(infrared)、VT(Proximity)、ESF(Electronically set Fuse)
大塚好古
navy
DD21駆逐艦に関しては100nm(185km)という長射程が要求されていますのでFH-70の砲身長では無理の様です。
軍事研究(2000年7月号)に関連記事が載っていました。DD21用には155mm旋回砲塔砲AGS(62口径)が選定(1999年7月)されたそうです。
yuji
taka
パリ砲ですか?HARRPの技術かな?
ロケットモーターを付ければFH-70も50kmオーバーな気がします。
100nm越えの見通し外射撃はハープーンにまかせるのでは?
Navy
takukou
大塚好古
射距離100nm(185km)はロケットモーター付き誘導砲弾の場合で、通常砲弾では射距離22nm(41km)です。
M109自走砲の39口径長砲(FH-70も同口径長だったはず)はRAP砲弾を使用して射距離24kmとなっていますので砲弾を改良しても50kmオーバーは困難と思われます。
yuji
冷戦終結による沿岸で潜水艦の危険性が少なくなったことから艦船による対地運用に目を向けられてきた。どこかの艦船が直接射撃力で3インチ速射砲から40mm機関砲に換装したらしい
アメンホテプ
最近配備されつつある50口径クラス(Pzh2000,99式など)のものでは通常弾で30km前後となっています。
(N)