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498 現在の駆逐艦などにはたいてい 3〜5インチ程度の砲が積まれてますが、主目的は何なんでしょうか?あと搭載されている弾の種類とか弾数はどの程度なんでしょうか?
taka

  1. 対空、対艦、対地じゃないでしょうか?
    ただ、3インチ程度だと対艦、対地の比重は小さいでしょうが。
    takukou

  2. 1.のtakukouさんの意見に付け加えるならば、
    平時における威嚇射撃の用途に欠かすことができません。
    海上保安庁の大型巡視船に20ミリから40ミリの機銃が装備されているのも同様の理由からです。
    対艦ミサイルでは、威嚇射撃できません。
    まなかじ

  3. できれば有事の話でお願いします
    taka

  4. 有事で言えば、サイドアームでしょう。
    機関銃手が持っている拳銃、砲兵が持っているカービンのようなもの。
    3インチ砲は、ものによってはかなり濃密な対空弾幕を張れるものもあるようですが。
    弾種はVT信管付き榴弾が主だと思います。対艦用途にも徹甲弾は不必要になりつつあります。
    まなかじ

  5. とにかくミサイルよりはるかに安い点、見逃せません。
    また、一時ミサイルonlyな艦も建造されましたが、結局は砲積み込んでるように、
    ミサイルでは対処しきれない、あるいはもったいない事態というのが結構あるってことです。

    ちなみに、海自の新型護衛艦4,600t型は、「対地」攻撃力改善のため、砲兵装を127mmに換装しました。
    勝井

  6. 「対地上」って言うよりは「対艦」でしょう。少なくとも現場の鉄砲屋さんはそういう気分。
    (N)

  7. ↑ 「現場」って海自ですか?
    takukou

  8.  ソビエト艦の場合は対空射撃が主任務であり、対地/対艦が副次任務となります。因みにAK-130連装砲の
    場合、搭載弾種は触接/時限/近接信管付きの通常弾、一砲塔当たりの搭載弾数はソブレメヌイ級DDG
    (P956/956A)は250発、スラヴァ級CG(P1164)は350発と言われております。
    大塚好古

  9. 対地用として5インチ砲一門で効果があるんでしょうか?大戦中でも主力は巡洋艦以上の艦だったと思うんですが。あと調整破片弾というのを聞いたのですがこれは榴弾とは違うものでしょうか?
    taka

  10. 世艦では思いっきり「対地」用に、って紹介してます。
    まあ、昨今の127mmは下手すると往時の戦艦クラスに匹敵する射程がありますから。
    (純粋な破壊力では敵いません。だから米はまだ後生にアイオワ保管してんだもんね)
    勝井

  11. >9
    対地射撃では砲口径(弾頭サイズ)がやっぱり一番重要だったようです
    フォークランド紛争でも4.5インチ以上で無いと効果が薄いと出たそうな

    でもって、門数の問題は、射撃速度で誤魔化すのでしょう

    また、127mmで足りるのかどうかですが
    これは米国等で、陸軍の155mm砲の流用が検討されたり
    (砲そのものの場合もあるし、弾頭流用もある)
    最終的に採用されなかったけど
    Mk71(毎分12発の軽量自動砲、口径203mm)を駆逐艦に載せて試験した事等
    やはり、足りないと言うか、もっと欲しいてのはあると思います

    ただ、対地攻撃でいうならトマホーク使うとか
    そういった選択肢もあるので
    砲は安価な汎用兵器としての道が第一なのでしょう

    SUDO

  12. 米が開発してる垂直発射砲も
    口径127mmでしたっけ?

    ここ当分、5inクラスを超える大口径艦砲の新規開発は
    望めませんか。
    勝井

  13. 調整破片弾のこと知ってる方いらっしゃいませんか?
    taka

  14. 艦船搭載の5インチ砲だと、発射速度は「砲兵」が持っている6インチクラス
    の自走砲と比べて5〜10倍で、FCSも高級でしょうから、命中率も優越し
    てると思われます。従って、自走砲10門程度の価値はあると思えます。
    また、陣地の変換も容易ですから目標の変更も容易になります。

    また、航空機に対しても「何時でも」戦場に存在しているという事で優越して
    います。

    あと、確かに16インチ砲や往時の8インチ砲に比べれば一発当たりの破壊力
    は落ちますが。誘導砲弾が実用化されればピンポイントで目標を狙えますから
    実質的な破壊力は引けを取らないでしょうし。砲弾そのものの破壊力が必要な
    堅固な目標に対してはミサイルで対処していくのではないでしょうか?
    takukou

  15. >12.
    軍事研究(1999年9月号)によると、DD21搭載用に新規開発中の艦載砲は口径155mmです。垂直発射砲VGASと旋回砲塔砲AGSの二方式がありますが、AGSの方が有力になっているそうです。
    yuji

  16. ↑12
     垂直発射砲は155mmですよ。しかし、開発は難航しているらしく、当面は127mm砲の長砲身型で行くそうです。
    tomo

  17. あう。かぶった。内容も少し違う。私の参照したのは同誌の98年7月号ですので、yujiさんの方が正しいです。
    tomo

  18.  英海軍の新型艦載砲システムも155mmで計画されていますね。
    大塚好古

  19.  因みに米海軍の5in/54 Mk45Mod1が使用している砲弾と信管は現在のところ下記の通りであるようで。

    弾種:HC(High Capacity)、WP(White phoshorus)、SS(Star shell)、SS2(illumination 2)
    信管:MT(Mechanical Time)、CVT(Controlled variable time)、PD(Point datonating)、
    PDD(point datonating delay)、IR(infrared)、VT(Proximity)、ESF(Electronically set Fuse)
    大塚好古

  20. FH-70を改造して使うわけにはいかないのかい?>6.1インチ艦砲
    navy

  21. >20.
    DD21駆逐艦に関しては100nm(185km)という長射程が要求されていますのでFH-70の砲身長では無理の様です。
    軍事研究(2000年7月号)に関連記事が載っていました。DD21用には155mm旋回砲塔砲AGS(62口径)が選定(1999年7月)されたそうです。
    yuji

  22. >19 弾種の紹介ありがとうございます。ただどんな弾か分からないのもあるんで、参考になるホームページなどないでしょうか?
    taka

  23. >100nm(185km)という長射程が要求されています

    パリ砲ですか?HARRPの技術かな?
    ロケットモーターを付ければFH-70も50kmオーバーな気がします。
    100nm越えの見通し外射撃はハープーンにまかせるのでは?
    Navy

  24. つうか、沿岸砲台とかをアウトレンジしたいとか、内陸目標の攻撃用とか?
    takukou

  25. ↑基本的にはSSM除けと沿岸部の機雷原を避けるためであるとProceedingに書いてありました。
    大塚好古

  26. >23.
    射距離100nm(185km)はロケットモーター付き誘導砲弾の場合で、通常砲弾では射距離22nm(41km)です。
    M109自走砲の39口径長砲(FH-70も同口径長だったはず)はRAP砲弾を使用して射距離24kmとなっていますので砲弾を改良しても50kmオーバーは困難と思われます。
    yuji

  27.  船員の士気高揚や対艦攻撃中のパイロットへの衝撃波による動揺効果などの心理効果が重要ではないかと。
     冷戦終結による沿岸で潜水艦の危険性が少なくなったことから艦船による対地運用に目を向けられてきた。どこかの艦船が直接射撃力で3インチ速射砲から40mm機関砲に換装したらしい
    アメンホテプ

  28. 細かい話ですが、39口径の155mm榴弾砲(FH70など)の射程は、通常弾で24kmとされています。
    最近配備されつつある50口径クラス(Pzh2000,99式など)のものでは通常弾で30km前後となっています。
    (N)


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