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第二次大戦中、日本とドイツの連絡方法として潜水艦を用いた事がありましたが、敵の警戒が厳重な大西洋を通るため危険が伴い、無事に往復できたのは1隻だけだったと思います。 そこで素朴な疑問ですが、北極回りのルートは取れなかったんでしょうか?フィクションの世界ですが、松本零士の「オーロラの牙」ではドイツより北極回りで日本に向かう潜水艦が描かれていますが、やはり無理だったんでしょうか? 黒騎士 |
ささき
TUBO
BUN
艦名は忘れましたが(コメート?だったか)、独ソ開戦前に、ドイツの仮装巡洋艦が北極回りで太平洋に進出したときは、有償でソ連砕氷船の先導を受けたと、何かで読んだ記憶があります。が、先導した当のソ連艦船でさえ、極東と欧州方面との移動は、一般的に太平洋から、インド洋や大西洋方にまわっていたようですから、北回りは難儀なルートだったのでは。
松木
問題かと・・確かにそうに違いないのですけども。
takukou
tomo
米ソというのは太平洋や大西洋を挟んで対置しているというよりも北極をを挟んで対置しているという方が実態だったりします。ICBMもSLBMも基本的には北極を掠める大圏コースを飛んでいきます。当時ソ連のSLBM原潜は射程が延伸してバレンツ海やオホーツク海から米本土を狙う戦術でしたが、そこも安全とは言えなくなりつつあったので、より安全で米本土に近い北極が選ばれた訳です。
舞弥
います。勿論、緯度にもよりますが。
あと、SSBNの氷海下展開は純粋に安全面であって、米国との距離は
関係ないのでは?
takukou
白海に比べて北極洋からだとアメリカ全土をSLBMの射程域に納めうるというのも大きいと思います。
大塚好古
うぅ、やはりあれを読んだ後に回答するんだったか・・
takukou