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以前「世界の艦船」でイギリスがフリゲートだか駆逐艦だかに レーザー兵器搭載してるって記事が載ってましたが、 現在はどうなっているのでしょう? 効果不十分で撤去?それとも着々と導入進行中? 勝井 |
レーザー兵器で直接目標を破壊するのはわかりませんが、人間の目に向けて照射するのは効果が大きいらしいです。パイロットだけじゃなく歩兵とかにも
対処法として歩兵は下を向きながら行軍するとかしないとか・・・・・
アメンホテプ
「レーザー・ダスト・サイト(LSD:レーザー幻惑照準装置)」
効力:水上艦を攻撃しようとする敵機パイロットの視力を低下させ、攻撃行動を諦めさせようとするもの。
条件によっては「永久的に視力を失わせる」可能性が常に存在する。
1990年になり、英海軍が少なくとも7年以上に渡り、航空機乗員の視力を妨げるレーザー兵器を実用化してきた事実が明らかになった。
LSDのプロトタイプが1981年にアンダー級フリゲートのユーライアラスに搭載されてアイリッシュ海でテストされる。
1982年のフォークランド紛争では、緊急に英水上艦の数隻に搭載されて、南太平洋に派遣。使用されたかについては、英国防省は沈黙を守っている。
LSDを装備した駆逐艦、フリゲート艦、艦隊補給艦などの水上艦をイラン・イラク戦争末期のペルシャ湾パトロールに派遣している。
因みに、「人間の視力を奪う・対電子光学センサー用」のレーザー兵器は英だけでなく、露・仏・米でも研究、開発がされているそうです。
出典
殺さない兵器 江畑 謙介著 光文社
岩下 光
tomo