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475 以前「世界の艦船」でイギリスがフリゲートだか駆逐艦だかに
レーザー兵器搭載してるって記事が載ってましたが、
現在はどうなっているのでしょう?
効果不十分で撤去?それとも着々と導入進行中?
勝井

  1.  フォークランド紛争時、対艦攻撃する航空機に照準レーザーを照射してパイロットを失明(だったかな)させたような記事を読んだ気がします。
     レーザー兵器で直接目標を破壊するのはわかりませんが、人間の目に向けて照射するのは効果が大きいらしいです。パイロットだけじゃなく歩兵とかにも
     対処法として歩兵は下を向きながら行軍するとかしないとか・・・・・
    アメンホテプ

  2. 英海軍のレーザー兵器
    「レーザー・ダスト・サイト(LSD:レーザー幻惑照準装置)」
     効力:水上艦を攻撃しようとする敵機パイロットの視力を低下させ、攻撃行動を諦めさせようとするもの。
        条件によっては「永久的に視力を失わせる」可能性が常に存在する。
     
     1990年になり、英海軍が少なくとも7年以上に渡り、航空機乗員の視力を妨げるレーザー兵器を実用化してきた事実が明らかになった。
     LSDのプロトタイプが1981年にアンダー級フリゲートのユーライアラスに搭載されてアイリッシュ海でテストされる。
     1982年のフォークランド紛争では、緊急に英水上艦の数隻に搭載されて、南太平洋に派遣。使用されたかについては、英国防省は沈黙を守っている。
     LSDを装備した駆逐艦、フリゲート艦、艦隊補給艦などの水上艦をイラン・イラク戦争末期のペルシャ湾パトロールに派遣している。

     因みに、「人間の視力を奪う・対電子光学センサー用」のレーザー兵器は英だけでなく、露・仏・米でも研究、開発がされているそうです。

     出典
     殺さない兵器  江畑 謙介著 光文社
    岩下 光

  3.  なお、特定通常兵器使用禁止制限条約(1983年 発効)の追加議定書IV(失明をもたらすレーザー兵器に関する議定書 1995年採択)でこの手のレーザー兵器は使用が禁止されています。日本は同意通告を出していますが、イギリスを始めとする他の国々の内、どれだけの国々が同意通告をしているかは不明です。
    tomo


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