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水雷艇「友鶴」が転覆したのは、過大兵装が要因ではなく、艇長の 繰艇ミスが原因である、という説を見たことがあるのですが。実際 どうなんでしょうか? takukou |
しかし、単に、こういう操船をしたから転覆したのだ、そういう操船をしなければ転覆しなかったのだと言うそれだけでは、それはミスだとは言えないのではないでしょうか。
(N)
あのような全艦艇を巻き込んだ大騒動にはならなかったのでは?
SUDO
ささき
明快な根拠なしの推定ですが、当時は平時ですし、一般の船舶がよく通る
海域で事故を起こしています。事故は衆知の事実だったようです。そう考え
れば事故の原因について、それらしい発表が必要なはずです。そうすると軍
機上艦艇の構造欠陥を公表できるはずはありません。「ミス説」の背景には
そんな事情があったからではないかと推定します。
また、操船のミスで転覆する軍艦であれば実際の戦場ではもっと過酷な条
件の場合がありますので役に立ちません。復元力についてはどの造船官もか
なりの神経を使っています。きちんと設計されればあらゆる点で軍艦は簡単
に沈むようにはできていないのです。一般に船舶が航行する海域としては世
界で最も海象の厳しい日本近海ではミスで転覆するような設計をすれば設計
者が厳しく処分されるはずです。実際そうなっています。
tk
tomo
庁のシュミレーションについては知りません。
事故が衆知の事実であったことは堀元美「駆逐艦」p.187に当時の新聞記
事が引用としてありましたのでまちがいありません。新聞記事では事故の原
因についてははっきりとは断定してありませんが、ミス説とも欠陥とも言い
難い書き方になっています。
>「艇長ミス説」が発表されたという事実は聞いたことがあります。
の部分については明快な事実を探し出せないので撤回します。ですから↑4
の前半部分についても論拠が崩れますので撤回します。
ただし、同書で確かめましたが、復元力の問題についてはあきらかに「友
鶴」は欠陥船です。説明を読むと軍艦に要求される復元力は並大抵のもので
はありません。改造後の「千鳥型」では「艦が横倒しになり、さらにマスト
が30度も水中に押し込まれるまでは、常に起き上がる能力をもつようになっ
た」とあります。
あきらかに復元力が不十分な欠陥船でも転覆して沈んだ理由は操船ミスで
ある、という言い方は屁理屈のような気がします。↑(N)さんの前半部分
「・・・不注意な操船を行ったが故に転覆した。・・・ミスと言えるでしょ
う。」であっても、やはり操船ミスというのは納得できませんね。そのよう
な兵器なら実戦の役には立たないでしょうから。
tk
前掲書によりますと、海軍の艦艇性能調査会では欠陥艦の改装については
性能向上のために行ったように新聞報道(すなわち海軍省の発表)されてい
ます。
tk
ーション〜」というのが大元の疑問であります。
その辺の事情はどうなっておるのかなぁ、と。
takukou
takukou