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ww2中、航空機で戦艦を沈める場合でいろいろ聞きたい事があります。まずたいてい魚雷が致命傷をあたえていますが、例えば大和級のような水面下の舷側装甲を魚雷で貫通する事はできるのでしょうか?できないのであれば艦底爆発を除き致命傷をあたえられないようにおもうのですが..(武蔵が沈んだのは非装甲区画が海水でいっぱいになり予備浮力を失ったからと、であれば装甲区画内で予備浮力を持たす事ができればある意味、航空機に対しては浮沈艦ができるのではと思ったので)。 あと爆撃なんですが、瞬発爆弾が砲身の真下で爆発し砲身(46cm砲)が捻じ曲げられた、という描写がある架空戦記があるのですが、実際爆風ぐらいでまがるものでしょうか? また、真珠湾でさえ戦艦攻撃に800kg徹甲爆弾をつかってます。普通の艦載機(特に米軍機)の爆撃で艦橋や煙突への直撃以外で戦艦に致命傷は与えられるのでしょうか? taka |
(N)
捻じ曲げられた、は大げさですが、
砲身に微妙なブレが生じ、射撃不能になる可能性はあると思います。
要するに筒内爆発の誘発ですね。
それから以前、大和級に関する質問のところで述べましたが、
急降下爆撃では戦艦はよほどの僥倖がない限り、致命傷は受けません。
爆弾の威力が小さいのと、急降下は投下のぎりぎりまで速力を殺し、
貫徹力を減殺してしまっているからです。
戦艦に対して急降下爆撃を行う理由は、「対空砲火の減殺」にあるといっても
そう的外れではないと思います。
勝井
BUN
14cm砲弾(38kg)の高勢弾(即動信管)でも116発で廃艦になると
BUN師匠から頂いた資料にあります
他の砲の数値から推算すると
弾頭重量の二乗根*数量が675ぐらいなら、扶桑級戦艦は廃艦されるようです
ちなみに、この数値は、即動か短遅動で、遠距離
装甲を抜けそうも無い状態ですから爆弾にも応用は可能でしょう
この『扶桑級』はたぶん大改装後の状態を対象としているでしょうから
他国の条約型以降よりは弱く、海軍休日前の戦艦より頑丈でしょう
でもって、算出したところ
250kg爆弾:43発
500kg爆弾:30発
つまり、降下爆撃機でも30〜40当てれば「グチャグチャ」に追い込めます
BUN師匠から頂いた、この「廃艦所要弾数」とても楽しいです(ぉぃ
SUDO
爆発の衝撃波により、水密区画に歪みが生じ、本来水密であるはずの部分にまで浸水が及びます。
1000ポンドといわず、500ポンド爆弾でも、致命傷になるかもしれません。
SUDO親方の『廃艦所要弾数』理論を適用すれば…。
あ、あと、筒内爆発ってのは、砲身内で砲弾が爆発することで、砲身が歪むくらいでは済まないはずですよ。三笠と日進が日本海でやってますが、どっちも砲身が根元から無くなっちまってます。>勝井山関
まなかじ
砲身がブレて筒内爆発を誘発する可能性が生じる、というつもりで書いたんです。
言葉足らずでしたか?
勝井
BUN師匠、鉄砲200本、やらさせていただきます(T.T)
まなかじ
BUN
まなかじ
taka
ええ、一枚構造だと、ご指摘のとおりだと思います
ただ、中甲板(防御甲板)より上は酷いことになるでしょう
また、廃艦の定義は不明ですが
日本海海戦のロシア戦艦の状況ぐらいが目安ではないでしょうか
SUDO
3次ソロモンの比叡が格好の廃艦モデルだと思います。
もし数字で表せ、というのなら
「ドック入り半年以上」位になるのでは?
勝井