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秋月型駆逐艦の後期完成艦の写真を見ると、25mm三連装機銃に 防弾盾のような物が付いていたのですが、そのような装備はいつ頃 からおこなわれていたのでしょうか? Dai
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- 19年末ぐらいから、そういった簡易防弾を備えた写真を見るようになります
SUDO
- やはりB25ガンシップや戦闘機の機銃掃射が盛んに行われだしたためですか?
大戦後期は爆戦型の搭載量が増えてますし(っていうか、米戦は日本の艦爆位の爆弾は平気で積んできますよねぇ。大和とかにも爆弾抱えて突っ込んだんでしょうか?)
勝井
- これは機銃員が最後まで伏せずに射撃を続ける心理的拠り所として付けられています。当然実効もある、とされていますが、機銃員には照準、射撃の能力もさることながら、「敵と刺し違える覚悟」が必要とされ、かなり度胸のいる部署だったようです。攻撃する方も「突撃する搭乗員の士気向上」を目的に含んでアベンジャーの前方武装を強化していますし、米軍の空母の単装20mmが隣の機銃員と肩を並べて射撃するようになっているのもひょっとして「度胸」問題に対しての配慮かな、と想像してしまいます。海戦での機銃の撃ち合いは敵味方共に「度胸一発」の男らしい(恐怖の)世界だったのでしょう。
BUN
- 有名な57mm自動砲装備の「ツェツェ」モスキートFB.Mk.XVIIの機首には当初撤去される予定だった四連装7.7mm機銃が残されています。この銃には派手に曳光弾を装填して標的銃の代わりにすると同時に、敵対空射手を牽制する目的もあったそうです。滅多に当たらなくとも、当たって効果がなくとも火箭の束が降り注いでくるのが怖いのは、飛行機側も対空砲側も同じらしいですね。
ささき
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