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水上艦の魚雷発射管は、砲塔と同じく甲板にのっかっているようですが、 喫水線下に魚雷管を設置することはできないのでしょうか?(潜水艦みたいに注水して) 小型重武装の駆逐艦等の場合、重心が少しでも下に持って来れて安定が良さそうなモノだとおもいますし、防御面でも多少メリットがあるような気も・・・ オンナスキー |
現に1920年代までの戦艦はほとんどが水中発射管を装備していました。
それが行われなくなったのは、
第一に利便性。構造上水中発射管は固定式にせざるを得ず、目標補足は艦自体の旋回によって行う必要があります。これでは狙いを絞るためには艦の行動が非常に制約を受けてしまいます。
第二に防御の面ではむしろデメリットとなります。「発射」管である以上艦腹に出口が必要で、構造上重防御を施すのは無理があります。そんな状態で炸薬の固まりである魚雷に誘爆なんかしたら、普通に魚雷が命中するより大被害を覚悟しなくてはなりません。
結局以上のデメリットが大きすぎ、水中発射管は廃れていったものと思います。
勝井
「艦内の余積を喰い潰す」というのがあります。
大塚好古
結局軍艦の高速化がカギなのかもしれません。
勝井