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大戦末期に日本軍が開発した9連装15センチ対潜憤進砲(確か対潜練習艦 時代の澤風が実用試験を行っていたと思う)は有効だったのですか? どっかの本で「対空射撃にも使えた」という記述はみた覚えが有るのですが… Dai |
対空射撃に使うのは12センチ対空憤進砲--対空専用ロケット砲では?
少なくとも、弾薬そのままで対空に使えるならば対潜兵器としては役に立ちません。
tow
15センチ噴進爆雷砲と15センチ噴進爆雷は「比較的遠距離の敵潜水艦を攻撃するものにして駆逐艦あるいは海防艦に搭載す、また対空射撃にも使用し得る」と残存資料にあるが、その実績は不明である。噴進爆雷は旋転式の平頭弾で完備重量35.5キロ、直径150ミリ、弾長855.6ミリ、炸薬量10.1キロ、最大射程2400メートル、最大射高1400メートル、初速190メートル/秒。爆雷砲は12センチ28連装噴進砲と類似の形式であった。
との記述があります。
94式爆雷投射機の単発最大投射距離が105メートルというのを考えると結構遠くに飛んでいくようです。対空戦闘については、やはり弾体を替えるのではないでしょうか。
プリンケプス