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しょうもない質問ですが、教えてください。 子供の頃、父の本棚にあった雑誌「丸」を見ていたら 第二次世界大戦の日本の潜水艦に砲台(?)がついている 写真をみつけました。 潜水艦は魚雷で攻撃するものだとばかり思っていたものですから。 子供心に不思議に思ったのです。 船を攻撃するためだと思うのですが それでいいのでしょうか? そしてそれを使用した実例があるのでしょうか? なにぶん子供のころなのでうろおぼえなのですが・・・ ほうく |
御察しの通り、そもそもは船を沈めるためですが、潜水艦はダメージに極端に弱いので非武装の商船などには安い砲弾を用い、高価で搭載数が少ない魚雷は武装した敵に用いるのが基本です。
14cm程度までの小口径砲を1・2門装備したものがほとんどですが外国艦の中には連装砲塔2基4門だの20cm連装砲塔1基だの果ては30.5cmなんぞという戦艦並みの大砲を積んだのがありますが、こういうゲテモノが活躍したって話は聞きません。
使用例ですが、さかのぼってWW1だとUボートがかなりの商船を砲撃で沈めています。
WW2では序盤のうちは砲撃で撃沈した例も有るようですが、護衛が付き始めるとほとんど艦船に対する砲撃は行われなくなりました。
後は陸上基地に対するゲリラ的な砲撃を行ってたり、追い詰められて浮上し敵艦と撃ち合ったりしてますが、後者はすでに負け戦モードですから結果は推して知るべしです。
tow
フライング・フィッシュの如きは5in砲2門、40mm機銃2門を装備して撃ちまくっております(俗称「ガン・ボート」です)。
大塚好古
Takky