米英ソは冷戦時代母国水域に近接していた脅威対象のSSBNは全て探知し、事あらば沈める体制を
取っていた事は確かです（冷戦時代「我がSSBNソ連に探知されたこと無し」と米英とも言ってましたが、
最近ソ連側も探知していた事が諮詢されております）。
　ただULMSを装備して母国水域に留まるSSBNの場合その捕捉／追尾は容易なことではなく、ソビエトは
1980年代末期にSSNによるオハイオ級の追尾を諦めていた節があります。

　なお、捕捉しておれば米海軍の場合Mk48という高性能魚雷がありますのでSSBNを撃沈することは可能ですし、
ソビエト海軍にもVA-111 ShkvalやTEST-71M/USET-80といった他国の同時期の魚雷に劣らない対潜魚雷が
ありますので撃沈することは充分に可能です。
大塚好古

＞１
ULMSとはなんでしょう？
けい

母港から張り付いたまま追跡し続けるのと、SOSUSの監視網が頼りらしいです。

DAIGO

　ULMS=(Underwater Long-range Missile System)で、トライデントSLBMの元構想の
名前ですが、母国水域から脅威対象国を攻撃出来るSLBMの総称として使われることが
ありますので、使用させていただきました。

大塚好古