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ドイツの潜水艦エースは、”撃沈船舶○○トン”とありますが、沈めた船のトン数をどうやって調べたんでしょうか?教えてください。 はるな
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- 報告書に約何千トンのフネを撃沈とか
そういったのが記録されてるので、それを集計したのだと思います
別ルートでその戦果の実状がわかれば修正されることもあるでしょう
SUDO
- 言葉不足でした。戦後になってからなら調べる手段はあると思うのですが、確か戦争中から”クレッチマー、○○トン”と撃沈トン数が発表されていましたよね?
はるな
- 続きです。船の外見でトン数ってわかるものなのでしょうか?
はるな
- 訓練された目なら、一瞥したしだけで大体の大きさはわかるでしょう。それはともかく、潜水艦の場合三角測量とかするわけじゃないんで、見ただけで目標の大きさ(長さ)がある程度正確に判る艦長じゃないと、魚雷の当てようがありません。あとは、諜報活動によって探るとか…(船名とか判ればロイドの年鑑で調べられるし(笑))相手にどの位の損害を与えたかということは、戦争を遂行するためには重要な情報なので、できるだけ正確に調べる必要があります。
(N)
- 小説「Uボート」(「DAS BOOT」L-G Buchheim)を読むに、救命ブイなどの漂流物から船名を調べ、「船舶カタログ」なるものでトン数を調べる方法もあるようです。
天翔
- >4 あの、うろ覚えなのですが、潜水艦が雷撃する場合は、潜望鏡で見たシルエットを船舶リストと照らし合わせて船体長を確認。潜望鏡内のレンジファインダーというか、側距目盛りから距離を割り出して雷撃する。と聞いた覚えがあるのですが違うのでしようか?
hurry
- ↑レーダーのない時代、それくらいしか測距方法が無かったのでしょうね。だから潜望鏡の光学系は重要だったのでしょうが…我が帝国海軍の潜望鏡はダメダメ…(泣)
ささき
- ↑↑言われてみれば、双眼潜望鏡って見ませんね。そうすると純粋に光学的要件だけで測距なんかできないわけだ。P-51等のK-14射撃照準機に敵軍各種機体の名前を書いたレティクル調整つまみがあるようなものですね。
Schump
- うむむ、ということは、目標の正横(艦首尾方向では…無茶だし)からでなければ、まともな射距離は出ない…わけですね。
まなかじ
- 英国艦(でしたっけ?)にある、幾何学的シマ模様みたいな塗り分けも、シルエットを把握させないためのものらしいですね。
hurry
- 皆さんありがとうございます。勉強になります。(^^)
hurryさん;便乗質問?です。あの迷彩って、前から疑問に思っていたんですが、余計に目立つ気がするんですが。(^^;)特に空母の甲板の迷彩なんか。どういう効果があったんでしょうか?
はるな
- 日本海軍が航空母艦の甲板に施した迷彩は「全長の欺瞞及び他艦種に誤認させる」
為だそうですから、英海軍も似たような考えで施したのではないでしょうか?
大塚好古
- はるなさん、似たような、米軍のthe dazzle schemes(なんて訳すのでしょう。目くらまし計画?)に関しては http://iapc102.iapc.net/~smh/Seay997.html に出てました。2〜3色の幾何学パターンにより潜水艦の距離測定を困難にする、のが目的だそうです。あの手の迷彩は、大塚さんのおっしゃるように「艦船は隠すのには大きすぎるので、誤認させるための迷彩」ということですね。
hurry
- hurryさん、教えて下さった英語のページ見ました。面白かったです。英語から遠ざかっていたんでちょっと苦労しましたが。(^^;)迷彩にも何種類もあったんですね。ありがとうございました。
はるな
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