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日本海軍が大戦後半に使い始めた三式爆雷は、それまでの爆雷に比べてかなり大きくなっていて(長くなっている)、既存の設備(投下軌条とか投射器など)はそのまま使えなかったと思うのですが、どのように対応していたのでしょうか(三式用に改造すると、それ以前の爆雷が使えなくなりそうなんですけど)? (N) |
三式は海防艦用だったようです
でもって、昭和19年後半の各艦艇の武装状況を見ると
二式爆雷装備ですね(^^;;
思うに三式の装備は殆どされていないのでは無いかと想像します
SUDO
BUN
itou
爆雷をセットする時には本体に投射煎というのをセットします。形態的には「T」字型の横棒が爆雷、縦棒が投射煎だと思って下さい。この縦棒の下の部分を投射器の筒に差し込みます。
投射薬包は、94式が4号(180g)、5号(200g)、6号(220g)の3種類を使用するのに対して、3式は4号と5号が使われたようです。
最大投射距離は、94式が2式爆雷を5号薬包で発射した場合で、斉発75m、単発105mとされていて、3式は105mです。
要するに3式投射器というのは駆潜艇用に94式を小型化した物だと思って良いと思います。
itou
長さが775mmと1400mmで全然違うんで
爆雷格納台や揚爆雷装置の流用は難しいと思うんですけどね
日本護衛艦艇史のP162に投射機と格納台の図が出ていますが
これを見る限り、94式投射機では運用不能でしょうね
三式爆雷が海防艦用とされたのは
新造海防艦には三式爆雷投射機が用いられたからで
こっちは速射性よりも、同時投入能力重視型で
投射機と格納台が近接していませんし、構造や配置も違うので
もしかすると対応能力が有ったかも知れません>憶測ですけどね
SUDO
(N)
(N)
itou