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第二次大戦中の独逸軍艦は砲塔をA砲塔B砲塔て呼んでいたと聞きます。 Aから「アントン」「ベルタ」「カエサル」呼んでたそうなんですが、 D砲塔以降は何て呼んでいたかご存知の方居られますか?(^‐^; それから、主砲と副砲の順番も教えてください(単純に前からか、副砲は後回しか) よろしくお願いいたしますm(--)m きゅう |
BUN
副砲と主砲は連番では無いので
第一主砲塔、第一副砲塔は別に存在するのでは無かったか?
普通は前から順番だった筈だけど
前がA、B、Cで後ろはX,Y,Zだったっけ?>英艦
でもって、左右はどっちが優先でしょうかね?
副砲とかは左右でどっちかが偶数とかなのかな?
全然解答出来ないのが恥ずかしい(^^;;
SUDO
左右の優先では,船では右舷が偉いので右が先ではないかという気がします。実際日本海軍では副砲は右舷が先(奇数)で,前ほど番号が若く,1番砲への配属は花形配置だそうです。
前後に関しては,日本海軍では上記からは前が偉いらしいですが,ドイツは艦内区画の番号を後ろから順に振るので断言しかねます。昔の戦列艦(帆船)では船尾に船長室や司令官室があったので後ろの方が偉いという可能性もありますね。
isi
日本海軍において上記の件を小生が支持する論拠や根拠をいくつか
示します。
o艦艇の公式図における側面図は右舷である(右舷が公式側)
o司令長官室などが、右舷に置かれている
o士官室以上の士官と士官次室以下の士官と准士官、下士官兵とでは舷門が
区別されていた。前者が右舷、後者が左舷
o司令駆逐艦や戦隊以上の司令部が同居する艦においては、艦長は艦橋左側
に、司令部(その指揮官と幕僚)は右舷側を占有する。
この程度を一応の論拠としておりますが、恐らく左右両舷にある設備に対す
る名称が「右→左」の順番で振られていれば、それも論拠の一つというか、
同じ原則に基づいていると考えられます。
なお、司令部が乗艦しているケースに関しては、緒戦時の第二艦隊(旗艦
愛宕)と改編後の第三艦隊(旗艦翔鶴)などについて、「艦長が左舷側に」
という記述を関係者の手記で確認したこと、また駆逐艦についても、司
令駆逐艦では、上座の右舷を譲って左舷側で指揮を執った、などの記述を
見たことがあることに依っていますが、アッツ島沖海戦のときの第五艦隊
(旗艦那智)では、左舷側に司令部が陣取ったらしいので、絶対的なもので
はないのかもしれません。これ以上に関して、知識や情報をお持ちの方が
いれば、是非ご教示下さい。
今泉 淳
欧州大戦には疎いので教えていただきたいのですが、Twelve o'clock High
(「頭上の敵機」)に、爆撃隊の指揮官(グレゴリ−・ペック)が、
"Able leader to baker and charlie leader..."
などと無線でしゃべってますが、これは当時の言い方として正しい
のでしょうか。訳では「A大隊」(B17の爆撃隊)とか訳してましたけ
ど、A、B、Cのように大隊や中隊名を振る場合において、上記のよ
うな表現が当時のものであり、NATOのそれとは異なるのだと理解し
て良いのでしょうか?
今泉 淳
詳しくは知りませんが、これはNATOだけではなくて、PHONETIC CODE(つづり自信なし)という無線電話一般で使われるものではないですか?これには何種類かありますが代表的なのがNATOで使われているものだと思います。無線ではアルファベットをそのまま伝えるより確実なのでコードで呼ぶことが普通なのでしょう。このコードがいつ定められたかは知りませんが(多分当時からあったのでは)基本的にはそのアルファベットで始まる有名な単語であればたいてい通じるのでその場で作っちゃうこともあるのでは?ちがうかな?
SSO
コレに関しては私が旧Q&Aに解答しましたが、フォネスティックコード自体は現在のはWW2のとは異なっているようですね。A="Able"が"Alpha"に、B="Baker"が"Bravo"といったように。
何故変更になったかや、変更前のコードの詳細などは私には判らないのですが。
revi
ささき
のを統一させるために行われたようです(その前はアメリカはAがAble、イギリスはAppleと殆ど全部異なっていた。
変わらなかったのはV=Victorだけです)。
なお、一般電信ではA=Appleのほうが通じるようで、以前海外の会社に「Alfa、Bravo...」とやったら「なんだそれは?」
と言われました(^^;。
大塚好古
日本海軍はボイラー,機関室なども右→左の順番で,右舷が奇数,左舷が偶数です。金剛や長門のように3列の場合,ボイラーは右から順番に番号を付けますが,主機室は番号でなく「右舷」「中央」「左舷」と呼ぶようです。4列の大和の場合,内側右舷→内側左舷→外側右舷→外側左舷とした資料と,右から順に番号を振った資料があって分かりません。
また前弩級戦艦の河内は主砲が六角形に配置され,横に並んだ砲塔が2組ありますが,番号は前部:A壱番,後部:A二番,右舷前方:A三番,左舷前方:A四番,右舷後方:A五番,左舷後方:A六番となっています。この艦は舷側の3〜6番砲塔は砲身長が前後の1,2番より短い準主砲なのでこうした順序なのでしょう。
isi