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日本の重巡の砲塔には装甲がありませんでしたが、やはりトップヘビーにならないようにということだったんでしょうか。三連装にすれば、装甲できたのでしょうか。(Takky)
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- 総合的な重量問題が主で、重心は従だと思います。重心問題が大きくクローズアップされるのは、重巡整備が殆ど完了した後ですから、整備計画が始まった頃には、それほど重視されていなかったと思われます、それよりも条約制限に収めることの方が辛かったのでは無いでしょうか、余談ですが、米重巡の初期世代は船体装甲が貧弱ですが、これも同様の理由からでしょう/SUDO
- 砲塔旋回の速度が遅くなるのを嫌がったため、という話も聞いたことがあります。/”&”
- 基本的に、条約の制限下に建造されたフネであることを忘れるわけにはいかないと思います。1万トンという制限は、かなりきついものです。参考になるのは、ドイツのポケット戦艦、同様に重巡ヒッパーでしょう。ポケット戦艦もごく軽装甲でしたが、それでも砲塔2基ですから装甲はできます。ヒッパー級では、同様に装甲を施そうとした結果、4砲塔8門というよわっちい武装の割に〔そりゃ、長砲身で威力は大きいかもしれんが、片舷弾量が小さいって〕1万5千トン以上という大きい排水量になってしまいました。要するに、8インチ砲を10門も積んだら、砲塔の数を減らそうが弾薬庫の長さを縮めようが、条約制限には追いつかないでしょう。速力18ノットでいいなら別ですけど〔笑)
- 参考にするなら各国の条約型巡洋艦も、よい参考になると思いますが(笑)。日本の条約型巡洋艦は武装と高速を重視したので、砲塔の装甲化に配分する重量が無かったのでしょう。(それでも随分と排水量が超過していましたが)(N)
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