艦内での活動を損なわずに注水可能な区画があらかじめ容易されています。艦の平面図等を見ると良く理解できますよ。

ありがとうございます。

人がいるのに「機関室に注水」とかいう表記があったので・・・・

被害が大きく、予め用意してあった区画だけでは間に合わなくなった場合、そういうことも行われました。(N)

残酷なようですが、船は転覆したらそこで終わりです。本来の防水区画以外の人がいる区画に注水するのは、既に断末魔とも言えますが、大多数の乗員の命を助けられるのも確かです。ただ日本艦艇の注排水による傾斜復元能力が「甘かった」という反省があるのも事実です(EOS)

イ５８に撃沈された米重巡「インディアナポリス」の生存者も「まだ下に人が残っていたが防水扉を閉めた」と証言していました。程度の差こそあれ、アメリカでも緊急時には人名を犠牲にしても艦を救おうとしたようです。戦争とは本質的に残酷で非常なものです(ささき)