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現実問題として潜水艦がアクティブホーミングを打ちながら追ってくる魚雷を避けるにはどうするので消火。またどの程度可能なのでしょうか。
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- 映画の「レッドオクトーバー」のダラスのようにバブラーを放出して水中の反響を乱し、魚雷の追尾機構が悩んだすきに深度を変える・進路を変えることにより回避します。
- ははあ。バブラーの用途についてわたしゃ誤解してました。しかし進路を変えるといってもすぐまた探知されそうだけど。うーん。でもそうか。(独りで納得)
- そのほか変針するとプロペラ後流による渦巻き(ナックル)が発生し,これが騒音発生・探信音攪乱の効果があるようです。ノイズメーカー,囮魚雷,ナックル,変温層の反対側への移動などを組み合わせて回避を試みるのだと思います。それでもMk.48 ADCAPなどの最新型魚雷を振り切れる確率は低いようです。ただ追いつくには追尾側は被追尾側の1.5倍以上の速度が必要という経験則があるので,射距離が遠い場合は高速な艦(ロサンゼルス,シエラ,シーウルフなど)なら振り切れる可能性があると思います。
- ところで当然(真実は)公表されてはいないと思うのですが現在もっとも高速の原潜は何ノットくらい出るのでしょうか。やまとは50ノットくらい出てましたが。
- 凄く大雑把な言い方をすると普通の原潜は30ノットくらい、ロシアのアルファ級が最速で40ノットくらい。速度を上げようとすると必要な機関出力は等比的?に増大するので、やたら早い潜水艦はあんまりありません(本当に大雑把な書き方)。ただ現実問題として戦闘機におけるステルスではありませんが、まず見つからない事(静粛性)が一番大事だと思います。また魚雷がビンを打ちながら迫ってくるのは、もはや接近しての終末段階なので、回避はよけい困難(というか絶望的)なんじゃないかと思います(EOS)
- 確かにスピードを出すことが潜水艦の目的ではありませんが水上艦でも30ノットはざらにいますよね。波の抵抗を受けない水中ではもう少し出てもいいのではないかと思ったのですが。
- ロサンゼルス級の速度は30〜32kts位と書かれていることが多いですが,トム・クランシーの「原潜解剖」によると36〜37kts位出るようですね。空母機動部隊に随伴可能な高速潜として開発された(そのため細長い船体と高出力炉を使用)という経緯からするとその方が自然かも知れません。そうするとシーウルフ級は40kts以上出てもおかしくないと思いますが。ただ彼の著作は速力を鯖読む傾向があるような気もします(「レッド・ストーム」でニミッツ級が40kts近くというのは信じ難い)。
- 魚雷より速い潜水艦・・・、無茶だ。 (ごみレス・SADA)
- ロス級は33ktというのがThe Ships & Aircraft of the U.S.Fleetに出ていますが、ロシアのVictorIIIが30~31ktであることを考えるとこちらのほうが現実的でしょうね
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