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119 日本海軍の艦艇とアメリカ海軍の艦艇とで、航空機の撃墜数が違うのはなぜでしょう?アメリカ側が輪型陣、VT信管を使用していたこと以外にもなんか理由がありそうですが・・・そんなに日本側の対空兵装が弱かった、もしくは効果的ではなかったのでしょうか?

  1. 飛行機側の理由、日本機の防御力が低かったとか、いつまでも低性能の旧型機を使っていたなどというのもあるでしょう。(N)


  2. 米軍機の頑健さもあるでしょうが、日本海軍の使用していた対空機関砲の低性能もあるでしょうね。


  3. それと、高角砲の数量が絶対的に違います、IJN駆逐艦の主砲は「上も撃てる」程度のモノでFCSも対水上用が殆ど、夕雲型からFCSが一応対空対応になりましたが、高角砲を装備したのは秋月型と松型だけです、だから末期に主砲を外して機関銃に載せ換えるのが出てくるわけです、米軍の場合はちゃんとした両用砲でしたから、段幕の厚さは比較になりません、それに多数備えた機銃にも性能以外にFCSの有無と性能差があると言えます。また防空火器は最終的に投入量で決まる側面がありますが、レイテ戦以外では「艦隊」構成が取れずに単独・数隻程度での航行中に襲われてますから、どうにもならないと言えますね/SUDO


  4. 長10cmと25mmの間を埋める40mm級対空機関砲がなかったことが致命的だったという説もあります。いちおうモノはあったのですが低初速のヴィッカース系(本国イギリスでは既に骨董品となっていた)で、対空用としては全くお話になりませんでした(ささき)


  5. ↑初期型のポンポン砲ですね、実際にはWW2でも英海軍や伊海軍で運用されてます>無いよりはマシだから。また40mm級になるとそれなりの射程で使いますからFCSも求められますが、日本では無理でしょうねえ/SUDO


  6. ヴィッカース系はねえ・・・あれは銃身を伸ばして弾丸を改良して多連装で使えば、そこそこ使えるのだけど(水冷でベルト給弾だから、発射速度は遅くても、持続発射速度では96式に比べてそんなに悪くない)、もったいない気もするけど。


  7. ポンポン砲はマレー沖海戦で全然やくにたたなかったと聞きますが?


  8. ↑マレーで役に立たなかったのは、目視照準だったので、射手の練度の問題、なんかソードフィッシュしか練習相手が居なかったとか言うし、陸攻の大きさから、射程見積もりも狂った可能性が有ります>だからちゃんとしたFCSが必要なのです/SUDO


  9. どうも色々な解答ありがたうございました。やっぱし日本側の対空兵装の数と少なさと、その性能の低さが原因だったんですねえ。(質問者)


  10. 96式3連装25mm機銃は、「3連装」であっても同時に発射するのは1丁だけ、だそうです。15発入りの弾倉を4秒で撃ちつくし、交換している間に他ので撃つのだそうで。(revi)


  11. ↑クリップを入れれば発射し続けられるボフォース40mm(1門:分/150発)とは偉い違いだ(^^;。対空火力に差が出る訳だね。


  12. ↑ただボフォースは水冷でしょう?、96式みたいな空冷の対空機関砲の場合、弾丸装填なんかで適度に発砲間隔を空けてやらないと連続発砲では銃身が焼けて撃てないのですよ。だから仮にベルト給弾にしても、持続発射速度はそんなに上げられない。


  13. ↑2つ下の回答者ですが、ボフォースの発射速度はは空冷型のMk3(単装)と水冷型(Mk1/2)で一緒です(海自発表)。


  14. 確かに戦記とか読むと、銃身に水をかけながら発射したと書かれたのもありますね>25mm


  15. ↑↑カタログ値での発射速度は水冷型でも空冷型でも変わりません(銃身をなんで冷やすかの差で、銃本体の発射サイクルは一緒ですから)、ただ実用発射速度(持続発射速度)には差が出る筈です。



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