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日本海軍艦艇にもレーダーを搭載したみたいですが.どれくらいの効果があったのでしょうか?また日本海軍艦艇もアメリカ海軍艦艇の様にレーダー射撃をしていたのでしょうか?
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- 電探射撃、やっておりました。19年後半より実戦部隊の訓練も開始されていました。昼間、光学照準と同一目標を測定し、その誤差を経験値で縮めるべく各艦の電測士は超人的な努力を重ねました。効果? ・・・聞かんでください。
- レーダー射撃の事はわかりませんが6年ほど前のNHK特集で当時の艦隊参謀の方が飛行機が実際に見えるくらいの距離になってはじめて
- 日本のレーダー技術は欧米諸国にたいして、ざっとみて2,3年位の遅れだと思います。原因はほとんど日本軍の体質のせいだと思いますが。ただし、この技術レベルは研究レベルであって、製造に関してはからきしだめですね。無線機すらまともに量産できなかったんだから。(ようす
- 射撃用はダメでしたが警戒用のレーダーなら、そこそこ量産して大は戦艦/空母から、小は海防艦/潜水艦まで広く装備して、そこそこ役には立ってます。ただ機械的な信頼性に欠け(故障多々)取扱いが難しく性能不足な上に、用兵側(特に上級幹部層)の無理解や通信連絡網の不備から、艦船であれ陸上であれ、得られたレーダ情報が上手く活用されず、戦局が圧倒的に不利な時期に装備され出した事もあって、後生に「日本軍のレーダは全然ダメだった」との誤解を有無事となりました。(ただ局面的には上手く活用している場面もあるんです)
- 対空捜索用(21号、13号)、対水上捜索用(22号:限定的に射撃管制能力有り)、逆探(E-27)等を装備しています。本格的な射撃レーダーは軽巡に装備して試験運用中に終戦となりました。実戦でのレーダ射撃例はサマール島沖海戦で大和が煙幕に隠れた米護衛空母に22号電探でレーダー射撃をしています(結果は・・・・・??です)
- ちなみに対水上捜索用の22号レーダーでは尖頭出力を2キロワットから3キロワットに向上させて精度を高め射撃専用に用いる事が可能です。昭和19年夏のリンガ泊地での射撃訓練では、長門が左右誤差1度以内、遠近誤差10mの精度を出したと言われます。(ただしあくまで「訓練」です)
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