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94 水中防御用に各国は艦艇の舷側にバルジを装着しましたが、本当に効果があったんでしょうか?破壊されやすいバルジに大量の海水が侵入して予備浮力を無駄に失うだけだったという説もあるようですが。

  1. 日本の場合、水密鋼管を詰めたり、重油タンクにして、水雷防御としての縦深性が期待されました。またバルジ下部の外板は縦方向の曲げ応力を軽減するため強度部材になって厚みをつけていました。


  2. あと水線幅の3乗に比例して復元モーメントが増大するので、水線下だけ容積をふやすことによってバルジにより浮力を与えても復元周期が過小にならないようにしているとも考えられます。


  3. 水中防御という点では確かに疑問もなくはないですが、多くの艦は改装による重量増大による喫水の増大やGM値の上昇に伴う復元性の低下に対処する必要があったので、やむを得なかったのではないでしょうか(EOS)


  4. 「GM値の上昇に伴う復元性の低下」なんだこりゃ?(書いた本人/今日はまだ素面)



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