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すみません。 零戦の航続距離を調べているのですが、増曹ナシではどのくらい飛ぶのでしょうか。いろいろ調べてみましたが、分かりませんでした。 航空機名鑑によると、21型で航続距離は3300キロくらいでした。 でも、これは増曹付きの航続距離ですよね。 増曹なしでは、21型でどのくらい飛ぶのでしょうか。 弘田 |
- 参考までに3217のレス19をご覧になって下さい。
上の「他ページを選択できます」で今だと「1式戦は最大速度560…」というのを選択して「移動する」をクリックすると、3217があるページに飛べます。
T216
- > 「1式戦は最大速度560…」
ずれてますので、質問文文頭の前にある数字が「220」のところを見て下さい。
あと変換ミスだと思うのですが「増『曹』」ではなくて「増『槽』」ですね。
T216
- ありがとうございました。
参考になりました。
ところで、真珠湾攻撃のとき、第1次攻撃隊の隊長機は第2次攻撃隊が
引き上げるまで真珠湾上空で戦果確認をしていたそうですが、
艦攻も航続距離がけっこうあるのですね。
確か、艦攻は航続距離が1000キロくらいだったと思いますが、
あれだけ特別仕様だったのでしょうか。
弘田
- > 3.
後に九七式艦攻となる十試艦攻の要求性能書には「250s爆弾2発を装備して135kt/h(約250q/h)、高度1,000mで7時間」の滞空性能が求められています(雷装時は135kt/h、高度1,000mで4時間)。
この要求性能をクリアして制式採用されたのが九七式一号艦攻(B7N1)で、性能向上型である九七式三号艦攻(B7N2)も少なくとも上記の要求性能と同程度の性能を持っていると考えても差し支えないでしょう。
で、真珠湾攻撃において第一次及び第二次攻撃の総指揮を執った淵田美津夫中佐搭乗の九七式三号艦攻は、上記の要求性能より重い800s爆弾1発を装備して出撃していますが、第一次攻撃隊の進撃速度が要求性能より遅い125kt/h(232q/h)であること、操縦員がベテランの松崎光男大尉であることから、この状態でも7時間程度の滞空は可能と考えられます。
第一航空艦隊の各空母から第一次攻撃隊の発艦が開始されたのが午前6時で、第二次攻撃隊の収容が完了したのが午後13時頃(ともに現地時間)であることから、最大でも7時間滞空していれば攻撃の最初から最後まで見届けることができます。
以上のことから、九七式三号艦攻に特別な改造をしなくとも、装備次第では真珠湾攻撃の最初から最後までを見届けることは可能と考えられます(一般に伝えられている九七式三号艦攻の航続距離は正規で1282q、過荷重で2280qで、航続距離測定時はどうか判りませんが巡航速度は142kt/h(263q/h)ですので、それほど無理のある想定ではないかと思います)。
T216
- > 4.
訂正です(汗)。
誤:第二次攻撃隊の収容が完了したのが午後13時頃
↓
正:第二次攻撃隊の収容が完了したのが午後1時頃
T216
- > 4.
もう一つ間違いを発見(汗)。
誤:この要求性能をクリアして制式採用されたのが九七式一号艦攻(B7N1)で、性能向上型である九七式三号艦攻(B7N2)も〜
↓
正:この要求性能をクリアして制式採用されたのが九七式一号艦攻(B5N1)で、性能向上型である九七式三号艦攻(B5N2)も〜
T216