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F/A-22ラプターの赤外線ステルス対策はどのようなものなのでしょうか? 最近IRST(赤外線捜索追跡装置)を装備した戦闘機が増えていますが、レーダーで探知できなくても、赤外線で容易に発見されてしまっては、ラプターとしては拙いのではないでしょうか? たごさく |
- 1.表面塗料
通称「トップコート」と呼ばれる、赤外線波長を変換させる特殊塗料。
放出する赤外線を大気に吸収されやすい波長に変換する。
(EMD4号機から装備。その後2号機も?)
2.電子機器冷却系の変更
超音速巡航との兼ね合いもありますが、空冷ではなく液冷で、燃料に廃熱。
3.長方形断面のノズル
ノズル断面を長方形にすることで、排気が大気中に拡散しやすい。
4.アフターバーナー使用の低減
十分なミリタリー推力のあるエンジンを装備し、高温排気を伴うアフターバーナーの使用を低減する。
そもそもIRSTは広域走査に向く装備じゃないんで、レーダーで探知できなくてもIRSTで楽勝だろ、とはなりません。
Sparrow
- 回答ありがとうございます。
過去ログを調べてみましたが、Sparrowさんはラプターについて大変お詳しい方なのですね。どのような情報ソースをお持ちなのか、教えて頂けないでしょうか。
たごさく
- それほど知ってるわけじゃないですが。
イカロス出版から出ている、ビル・スウィートマン氏の和訳本が詳しいかな。
誤訳か何かでちょっと?な部分もあるけど。
大体はカバーしてると思う。
あとは、雑誌のニュース欄と某サイトのJDWのサマリーの和訳。
そんだけです。
Sparrow
- 参考になりました。ありがとうございました。
新参者ですが、これからもよろしくお願いします。
たごさく