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三式戦とメッサーシュミットとを比べると燃料搭載量を考えても三式戦の方が燃費が優れているみたいですがエンジンの設定とかを変えると燃費も変わるのでしょうか。 砲身 |
- 飛行距離あたりの燃料消費量だとすれば、翼面積や重量など機体側のファクターが影響してくるのだと思いますが。
片
- 巡航速度もかなり異なっていたような気がします。
SUDO
- まあ、機体側の条件は別として、発動機の燃料消費率は条件で大きく変化します。
燃料消費率はkg・馬力・時間で表記します(つまり1馬力1時間で燃料を何キロ使うかという数字です)
これは例えば零戦の栄21型で、離昇310、公称2速350、経済運転で4/10公称1速ですと200になります(4/10公称ですと馬力は400馬力出してないぐらいでしょう)この場合、燃料消費率で1.7倍以上で馬力も倍以上発揮している公称2速と経済一速4/10では、時間あたりの燃料消費量は4倍ぐらいになると想像できますね。速度は2倍も出てないでしょうから、同じだけの燃料搭載量の場合、2速全開で飛んだら、経済運転の半分以下の距離しか飛べないという事になります。
確かにセッティング次第で燃費を稼ぐ事も不可能ではありません(例えば混合気濃度を弄るとか)
ですが本家のドイツのほうがDBエンジンに対するノウハウも豊富でしょうから、より良いセッティングを出す能力で勝ると考えても良いと思われますので、三式戦闘機とメッサーシュミットの場合は飛行条件(巡航で用いる馬力)の差異が一番支配的なのではないかと考えて良いとおもいます。
SUDO