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もう一つ質問させてください。VT信管は近接信管のことで5インチ砲弾のなかにドップラーレーダーを内蔵したものと思ってました。ところが、ある本にVT信管とは、滞空時間を砲撃コンピューターにより調整し破裂させるもので、近接信管はProximity Fuseといってこれが私がずーと信じていたVT信管の事らしいのですが、どちらが正しいのですか? 川口 哲司 |
- http://www.history.navy.mil/faqs/faq96-1.htm
つうわけで、VTでもRadio Proximity Fuseでも、別にどっちでも読んでも良いんです。
SUDO
- SUDO様
ありがとうございました。
川口 哲司
- 川口さんが述べられている「滞空時間をコンピュータで指定する」タイプの VT(Variable Time) 信管としては、最近エリコン社が盛んに宣伝している AHEAD 弾が挙げられますね。
ちなみに VT 信管の「VT」は真空管 Vacuum Tube の略とする説もありますが、下記のページによれば「The name that was assigned was the ‘VT Fuze’, with the VT standing for variable time.」とされています。
http://www.smecc.org/radio_proximity_fuzes.htm
ちなみに上記ページの後半は米軍自身による VT 信管妨害装置の開発経緯が紹介されています。SUDO 氏紹介のページと合わせて読まれると VT 信管について色々なことが判ると思います。
ささき
- 激発時間を自律調停できるモノのは(広義の)VTと言っても差し支えないかも。
なお、我が社も結構賢い信管を開発中です。3インチ用だけど。
sorya