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度々で申し訳ありません。 さっき、あるページで零戦五二型丙について見ていたら、武装が7.7mm×1+13mm×3+20mm×2となっていました。 今まで、7.7mmは廃止したと思っていたので、勘違いかと思ったら、このページでは機首は13mmのみとなっていました。 一体どちらが正しいのでしょうか? それとも、どちらも生産されたのでしょうか? ガッツ |
- 取扱説明書などを見る限り、五二丙型の胴体機銃は右舷13oのみのはずです。
五二丙型は五三型への過渡的存在で、五三型では計器板左舷上方に水メタノールの水圧計が取り付けられる予定だったこと、胴体左舷に機銃ガス抜き穴と機銃口の無い五二丙型の写真が多数あることなども左舷機銃が装備されていないことの傍証になるでしょう。
T216
- 左舷の7.7mm機銃の廃止時期はA6M5cの生産開始と完全に同期するかどうかについてはまだ確証はありません。というのも19年10月のA6M5c生産開始後しばらく経過した日付で機首の7.7mm機銃廃止に伴う変更を伝える技術資料が存在するからです。この件は今のところ簡単に「こうだ」と言い切れないものがあります。
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