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質問なのですが、事故や欠陥で飛行停止になった機に乗っていたパイロットはどのような仕事をしているのでしょうか?デスクワークがあるのは知ってますが、やはり、飛行機に乗って飛ばないというのはパイロットの能力的(いや、感覚でしょうか?)に影響が出ると思うのですが、このようなときには代替機があるのでしょうか? 特にF-16のトラブルが続いた時、韓国では一ヶ月近くF-16事態に飛行禁止が出ていたみたいですが、どうなのでしょうか? ソーコム参式 |
- 飛行停止となった機種の変わりに、別の機種で訓練を行うといった事例は、他国は判りませんが、空自では行われたことは無かったと記憶します。
例えば、F-15に乗っているパイロットが、未経験のF-4に乗るといった場合、機種転換訓練を行わなければなりません。
しかし、普通は、そんなことをしている間に、何らかの暫定対策(点検等の指示)が「至急実施」という形で出され、これを完了した機体から順次、飛行可能となっていきます。
このため、わざわざ機種転換してまで別の機種に乗らなくとも、「少し待てば飛行可能」というのが通常の流れです。
仮に何ヶ月も飛べないといった事態になったという場合は、どうなるか判りませんが、他機種の機数に余裕がなければ難しいと思います。モスボール機を引っ張り出すのにも、そのための特別点検が必要でしょうし。
飛行停止の間、パイロットは、デスクワークや基礎体力作り等を行っていると思いますが、詳しく聞いてみたことがないので判りません。(ウェザーキャンセルになった場合、ラインの人間が基礎体力作り実施後・・・というのは聞きますが)
PRCA
- 1ヶ月乗らないだけで、相当腕の立つ人でも中堅どころに負けるそうです。
極限の能力を求められる仕事だけに常に乗りつづけなければだめだそうで、
勘を取り戻すのに大変だそうですよ。
どうも
- 事故等での飛行停止で、全機、1ヶ月近く飛行停止になるということは、稀と思います。
事故があった場合、暫定対策としての点検等の指示が、翌日ないし翌々日(遅くとも、その週の内)には、部隊の手元に届くのが普通です。(メーカーの担当者は、徹夜でTCTO草案を作っている)
部隊も、これが届いたら直ちに作業にかかるので、比較的、早い段階から飛行可能な機体が出来上がります。
また、こういった点検等の指示には、期限がついており、その期限内(内容にもよるが、あまり長くない)に全機完了しなければなりません。(メーカー、検査隊、関係ショップ、QC等の方々は、本当に大変と思います。)
旅客機でも1機種1ライセンスというケースもありますが、機種毎に癖が違うので、そう簡単に乗り換えるというのは無理のようです。
10年程前の資料になりますが、F-15やF-4の機種転換訓練を完了するのに、だいたい4ヶ月程かかってしまうそうです。
PRCA