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議論ボードで「大戦末期に開発されて戦後長いこと使われた高性能レシプロ戦闘機はコストが高くて保持がやっかいだ」との記述がありましたが具体的に末期のレシプロ機はどのような点で初期のジェット機に劣るのでしょうか? ロックマン |
- 「初期のジェット機に劣る」という文脈では全くありませんが。
比較対象はテキサンなど中馬力練習機でしたね。
まなかじ
- >まだやる気のあるところはジェット機を欲しがっており、操縦が難しいうえ維持費のかさむ「高性能」レシプロ機はほとんど誰も欲しがらない。
との記述は「レシプロ戦闘機の方がジェットより高価(あるいは割高)」と解釈しましたが「レシプロ機を使うなら性能的でジェットにかなわない以上、戦闘機より安価な練習機の方がより重宝された」ということですかね?
ロックマン
- >>2
高性能だが高価で使いにくい高性能レシプロ機を少数運用するより、頑丈で安上がりな機体を多数使用するほうが戦力になる、と言うことでは?
そういう国は、B-17とかB-29並みの爆撃機を運用できる国に喧嘩は売らないだろうし、どうせ相手も同じようなレベルだし。
みどり
- 発言の意図は
・F2G, P-51H, F8F のような空戦に特化した最終世代レシプロ機は終戦と同時に殆どが退役、スクラップにされた。
・それは、そんな機体を持っていてもジェット相手には殆ど役に立たないからである。
・二級以上の空軍相手に防空戦闘を行う必要のある国では、必然的にジェット迎撃機を欲している。
・P-51H, F4U, シーフューリーなど対地攻撃力を持つ機体は比較的長く使われた。
・が、それでも東南アジアや中南米などの供与先では稼動状態を維持できずに放棄してしまう国が多かった。
・そういう所での軍用機の役割はゲリラ相手の対地支援くらいで、それなら T-6 や T-28 改造のインスタント攻撃機でも間に合う。
という意味でした。
ささき