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空自のF-2の主翼は後に補強をしたと聞きました。 この補強とは、どのような補強方法なのでしょうか? 例えば ・形状/材質 ・補強部位(一体成形の主翼の構造も把握してないのですが) ・結合方法(接着? ボルト留め?) などなど、ご存じの方いらっしゃいましたら教えて下さい。 よろしくお願いします。 Micht |
- 多少参考になるのではないでしょうか?
http://www.warbirds.jp/ansq/11/A2002163.html
どうも
- どうも様、ありがとうございます。
一応、過去ログはあたっておりました。
質問の要点をさらに絞ると、一番知りたいのは「結合方法」なのです。
異種材料(FRPと金属)で金属を補強に使うということは、それなりの密着が必要でしょう。
逆に熱という点では、あまりガチガチに拘束されていると、線膨張の違いから不利な気がします。
金属並みに線膨張を抑えていて問題ないのかもしれませんが・・・
Micht
- 新聞等の報道では補強板をボルト止めしたというのを見かけますが、どのようにされているかは知ることができませんね。
もう少し詳しく複合材翼の構造が分かる画像がありましたのでご参考までに、
>http://www10.plala.or.jp/strgzr/aircraft/index.html
ココの「About F-2」。
ガンヘッド507
- かなりあいまいな記憶ですが、私もボルトと聞いた様な気がします。しかし、新聞で読んだものを勘違いしているだけかもしれません。ただ、主翼構造からすると、接着をしている方が、スッキリするような気がします。(下面に金属を貼るとも聞いたしなぁ)
なお、線膨張係数に関しては、http://www.sankyo-ss.co.jp/cfrp/ にて紹介されております。貼っている金属の材質は、普通に考えると70系かと思われますが、70系の線膨張係数は紹介されていません。ですが、一応、アルミに関しては、紹介されております。これによれば、C-FRPの方がアルミより線膨張係数が低く、引っ張り弾性率が高くなっております。
ということは、補強板が熱膨張して複合材の主翼が伸びても弾性係数が高くて伸びるから、とりあえず問題無い?
PRCA
- ボルトっていうか、βTi鍛造品で作られたピンで良いと思うけど。
sorya
- なるほど、ピンですか。
ところで、このピンは、複合材に直接食いつくのか、テーパーロックなのか(この場合、裏にプレートを要するのか?)といったようなことは、ご存じないでしょうか?(つまり、ピンである以上は、抜けないようにされていると思うので)
ちなみに、F-15の主翼の胴体への取り付けは、テーパーのついた太いピンで取り付けます。
PRCA
- あ。ごめ。忘れてた(^_^;)
今は知らないけど、4年前に見たのは"鼓"型のピンだったと記憶してます(どうやって結合しているかは記憶無し)。フラットピン(円筒状)は複合材の性質上使い難いという話であったと思う。
sorya
- 鼓型のピン。テーパーロックファスナのようなものかと思っていましたが、それとも違う感じですね。
ちなみに最初ピンと聞いたとき「クイックリリースピンだったスゲーな」「よく見ろ鍛造品って書いてるだろ」と自己ツッコミを入れておりました。
PRCA