3520 |
旧日本陸、海軍が太平洋戦争中に撃墜した敵機の数と、撃墜された数(爆撃機などを含む)を教えてください。 飛燕 |
- 3514でも同じ質問をなさっておられますね?
誰も回答しなかったのは正確な数値がわからないためだと思われます。
航空戦の戦果確認は非常に難しいもので、当事者でも撃墜したのか、撃破(撃墜には至らないがダメージを与えた)したのか、ダメージを与えられなかったのかを判定できません。
戦闘後に戦果確認の偵察が行われることもありますが、全部を確認できるわけでもありません(空中戦の場合は確認できない)。
帰ってこなかった味方機が撃墜されたのか、事故ったのかも確認できるわけではないので、被害側から算出することもできません。
したがって、この手の統計は正確なものが存在しませんし、統計をまとめた人・機関によっても数値が異なります。
よって、正確なところはわかりません。
陸軍機・海軍機や機種ごとの区別はされていませんが、下は他所から引っ張ってきた数値です。参考になるのでしたら幸いです。
米公刊史より、日米撃墜機数
開戦から1942年末まで、日本機(858) 米軍機(266) 3.2:1
1943年、 日本機(1239) 米軍機(233) 5.3:1
1944年、 日本機(4024) 米軍機(261) 15.5:1
1945年、 日本機(3161) 米軍機(146) 21.6:1
可能ならご自身で資料を集めて統計されることをお勧めします。
ちなみに、WW2で失われた軍用機の半数は事故が原因だったといわれていますが、具体的な統計がどの国にもないそうです。もし、この統計をまとめることが出来たら、あなたは第一人者になれるかもしれませんよ。
おうる
- 戦略爆撃調査団報告中にこのような統計があります。
<戦闘による損失(地上撃破を除く)>
・日本陸軍
戦闘機 4750機
爆撃機 2280機
その他 1390機
・日本海軍
戦闘機 4091機
艦攻爆 2135機
陸攻 1445機
その他約7200機
片
- 失礼、海軍機は地上撃破を含んでいます。
陸海軍の損失数の比率など、疑ってかかったほうが良さそうな数字ではありますけれど。
片