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九州飛行機の震電は、どのような増槽を装備する予定だったのでしょうか 400l増槽が1つ、というものと、200l増槽が2つ、という記述があったりで、どうもはっきりしません セミララ |
- 計画説明書段階では400立×1・左舷のみ、その後に200立2・両舷に改められたようです。
左舷のみに大型増槽を吊るすというのは、プロペラトルクへのカウンターとしての意味があったはずなのですが、以下は想像ですが、投下時に機体のバランスが一気に変わることが考慮されて両舷振り分けに変わったのではないでしょうか。
片
- 御回答ありがとうございます
ところで増槽装備箇所ですが、3番・6番の爆弾懸吊架と兼用で、増槽を装備した時は爆弾が装備できないのでしょうか
それとも、増槽と爆弾の懸吊架は別になっていて、両方の装備が可能なのでしょうか
> 左舷のみに大型増槽を吊るすというのは、プロペラトルクへのカウンターとしての意味があったはずなのですが
400l増槽は300kg位の重量があったと思いますが、これを片側だけにしか吊るさないのは、いくらプロペラのカウンタートルクを打消す為といっても大丈夫なのでしょうか
「片翼だけに6番を積んだところ、離陸も水平飛行も非常にやり難かった」という話が零戦搭乗員の手記にありました
セミララ
- 計画説明書に「(爆撃兵装の)装備位置は脚、側翼・・・・落下増槽等の関係上やむを得ず相当外方に出せり」とあるように、懸吊位置は増槽と爆弾では別々です。増槽はフラップと補助翼の境目位置に、爆弾はそれより735ミリ外方、1035ミリ外方です。
>いくらプロペラのカウンタートルクを打消す為といっても大丈夫なのでしょうか
大丈夫じゃないから中止したのでしょうけど、そもそもなんで最初にそんなことを考えてしまったのか、ですよね。
わかりません。
片
- 御回答どうもありがとうございました
> >いくらプロペラのカウンタートルクを打消す為といっても大丈夫なのでしょうか
> 大丈夫じゃないから中止したのでしょうけど、そもそもなんで最初にそんなことを考えてしまったのか、ですよね。
イタリアの、左右で大きさが全然違う主翼といい、カウンタートルクの処理は難しいのですね
セミララ
- >4. まだ可変ピッチプロペラの無かったシュナイダーレーサーでは特にトルクの影響が酷く、フロート兼用の燃料タンクを片側満タン、片側カラッポにして対策とすることもあったようです。
ささき