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3456 フィンランド空軍のエース・ユーティライネン氏は、終戦時、退職金代わりに、シュトルヒ一機をもらいうけ、個人空輸会社を興したと聞きます。
この会社のエピソード等が載っているサイトや書籍をご存知の方がおられましたら、ご教授ください。
ほづみん

  1. > 終戦時、退職金代わりに、シュトルヒ一機をもらいうけ、個人空輸会社を興したと聞きます
     オスプレイの「第二次世界大戦のフィンランド空軍エース」によると、イルマリ・ユーティライネン氏は1947年5月16日に空軍を退職して満額の恩給を支給され、それで軽飛行機(機種不明)を購入して様々なエアショーに出演されたそうですが…。
    T216

  2. ご回答ありがとうございます。
    うーん、「第2次大戦・世界の戦闘機隊」にかかれていた記事をもとに質問しましたが、「第二次世界大戦のフィンランド空軍エース」のほうが出版時期も新しく、信頼できそうですね。
    つまり、恩給を満額もらってシュトルヒを買った・・・のかな(^^;
    ほづみん

  3. ↓のサイトでイルマリ・ユーティライネン氏本人へのインタビュー記事など詳細な情報を得ることができます。
    そのインタビューによれば氏は1947年5月17日に空軍を退役し、空軍が保管していたデ・ハビランド・タイガーモス(同じサイトの別の記事では「DH.モス」との記述もあり)を購入してレストア後、民間曲芸飛行士(バーンストーマー)として国内各地を回り飛行ショーを行った、とあります。
    http://www.sci.fi/~fta/finace013.htm


    にゃん

  4. > デ・ハビランド・タイガーモス
     これですね。→ http://www103.sakura.ne.jp/~key/world/w_dh82.htm
     日本で言うと海軍の三式陸上練習機や二式陸上初歩練習機「紅葉」(=陸軍の四式基本練習機)に匹敵しますね。
     「DH.モス」というのはデ・ハビランド・タイガーモスの略称かと(モスキートじゃないでしょうから)。
     タイガーモスはフィンランドでも初等練習機の他、連絡機などとしても使用されたようで、時期的に練習生時代のユーティライネン氏がタイガーモスで飛行訓練を受けたかどうかは微妙ですが、継続戦争中にレンタルしたタイガーモス(勿論空軍から)から薔薇の花束を投下して婚約者に求婚するパイロットの話がユーティライネン氏の著書に出てくることから、少なくとも馴染みの機体であり、購入前に何度か操縦されたことがあったのではないかと推測します。
    T216

  5. >>3で「DH.モス」と別記したのはタイガーモスはDH.82であり、モスがDH.60というまったく別の機体だからです。フィンランド空軍はライセンス生産のDH.60G/Xモスを18機装備しましたが、DH.82タイガーモスは1940年にノルウェーから亡命してきた1機だけでした。

    で、さらに調べたらそのものズバリが見つかりました。これでユーティライネン氏のインタビュー記事中のタイガーモスというのは間違い(記憶違い?)であり、氏が購入したのはDH.60Xモス(MO-112/OH-EAA)、購入日は1946年3月12日、さらに1949年2月28日に別の人物に売却されたことなどがわかりました。
    http://www.sci.fi/~ambush/faf/liaison.html

    にゃん

  6. ご教授重ねてお礼申しあげます。
    フィンランド空軍でジプシーモスが使用されていた、と何かの本で読んだ覚えがあったのですが、コレでしたか(^^/
    ほづみん


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