3450 |
愚かな素人に教えて下さい。 航空関係では12.7mmが弾道が直進して20mmが垂れる原因について弾が重いためとか書いてありますが、重くても軽くても 落ちる速さは同じと言ったガリレオさんの立場はどうなるのでようか?重いほうが慣性の働きで 存速が早くて直進するような気がするのですが?単純に初速やLD比、弾丸密度の差?(???が多くてすいません) ほんまかいな? |
- エリコンFF型(99式1号20ミリ)は初速(弾丸を撃ち出すスピード)が低い(500〜600m/s)ことが「垂れる」と言われた原因で、弾頭の重さとは関係ないでしょう。よく比較されるブローニング 12.7m は 850〜900m/s、これに対して2号銃は 700〜750m/s、MG151/20 は 700〜800m/s、イスパノは 800〜900m/s の初速を持ちます。
>重いほうが慣性の働きで存速が早くて直進するような気がするのですが?
同じ形状・同じ初速ならば重いほうが弾道は「伸び」ます。
ささき
- 重力のために一定時間に同じ決まった高さだけ落下するのですから、その同じ一定時間内に出来るだけ遠くまで飛んでいればよいのです。
片
- ありがとうございます。
やはり速ければよいのですね。
ほんまかいな?
- 以前なにかの本で読んだのですが、20mmの場合、弾の形状の問題で失速し易いとかいてあったのを覚えています。
ホントかどうかは?
青江
- >4
海軍のデータによれば、零戦の機銃である九九式弐〇粍固定機銃(初速750m/s)と、九七式七粍七固定機銃(初速745m/s)を高度5000メートル、300ktで飛行中の機体から同時に発射した場合、射距離1000メートルに達するのは、20ミリが1.400秒後、7.7ミリが1.534秒後になります。20ミリ機銃弾は平均714.3m/s、7.7ミリの方は平均651.9m/sで飛行することになりますから、20ミリの方が減速しにくいということになりますね。
片
- >(初速750m/s)
と言うことは2号機銃FFLのバージョンですね。
そう謂えば思い出しましたよ。
うろ覚えですが、其の本では7.7より20の方が、弾道特性が、良い鷹いてあったと思います。
それ以上に良いのが、13.2mmだったと。
其れに、考えてみれば、この問題の回答には条件設定が必要かもしれません。
当時の戦闘機で打つ場合距離は1000mも無いわけで、
せいぜいが幾ら長くても500m有ればよいわけです。
そういう意味で謂うなら、其処までの速度の変化グラフを見る必要がありますね。
以前 SODOさんが言われた戦艦の砲弾の速度の件と似ているんだとおもえます。
一定の速度までは急に落ちるけど後の速度は、落ちにくいという奴と少しずつ落ちていく奴と、
野球の投手の球と言う説明が妥当かも、ある投手は150Kmの球を投げるけど、たいした事は無い、
もう一人は、140Kmの球だけど打ちにくい、適切ではないが、似てるかも?
何か、変な例えを、失礼しました
青江
- そのとおりです。「二号」を書き忘れました。
グラフにしようとすると、元データの7.7粍弾の数値が一部間違ってるようで、ひじょうな突飛な挙動を示してしまうんです(笑)。
その辺を補正すると、500mのちょっと手前くらいまでは7.7ミリも20ミリ二号銃も弾道はほとんど変わらず、そこから先で7.7ミリは垂れてゆきます。
13ミリはたしかにずっと良いです。
片