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こんにちは。米海軍にアグレッサー機として採用されたF−16Nですが、主翼に クラックが発生したことから早期に退役した、との記事を目にしました。 しかしこのクラック問題は米空軍のF−16C、州空軍のADFなどには発生して いないのでしょうか。だとすると、N型は何か構造変更されていたのでしょうか。 RGM79 |
- 記憶モードですが、任務上、F-16Nに乗る教官たちは通常よりも激しい空戦機動を日常的に行うため機体寿命を縮めてしまった、と聞いたことがあります。
T216
- http://saisoku390.infoseek.livedoor.com/falcon/F-16/f16type.html
によると、主翼の構造強化が図られているようです。従って、F−16Cとは主翼構造が異なる可能性が考えられます。ただ、どこをどう強化したのかは、書かれていないので、詳細は判りません。
T216さんが言われるとおり、アグレッサー機はACMで激しいGを頻繁にかけるため、通常機より構造の疲労寿命が短くなる可能性が考えられます。
このような運用、並びに先の構造強化のことから併せて考えると、他のF−16型機に影響を及ぼさなかったものと推察されます。
なお、主翼外板等のクラックは、比較的よく発生するものであり、パッチ修理等によって十分対処できるものです。早期に退役する原因となったということは、重要構造部材にクラックが入ったということでしょうか。
なお、メーカーサイドの話では、F−16の機体構造は、F−15と比べると華奢な印象を受けるそうです。
PRCA