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九三式中間練習機についての質問です。特攻に使われた機体が有りましたが、塗装は塗り替えられたのでしょうか?それとも、あの特徴的な橙色だったのでしょうか?よろしくお願いします。 ちはや |
- 19年に入ると、本土への敵機襲来の可能性が大きくなり、本来の練習機として使われる場合でも上面に緑色の迷彩がかけられてゆくようになります。
特攻機としてももちろん上面緑色塗粧です。
片
- タウネンドリングを省略した最後期型、といわれる上面緑色塗粧機の写真には、翼下面日の丸の白縁がありません。黄色塗りの上の日の丸には、原則的に白縁がつきます。モノクロ写真で黄色と灰色の見分けは難しいのですが、最後期には下面も灰色になっていたようですね。
片
- 練習機への緑色迷彩の導入は19年8月がひとつの境目です。
BUN
- 台湾なんかではもっと早い例があります。
片
- それは機体の塗粧を定めた内令兵42号の改正にからむ台湾での変更で、19年8月というのは工場竣工時に迷彩が導入される境界のひとつなんです。
BUN
- そうですね。
それでいうと、生産時から上面緑になっていたと思しき九三中錬の写真をもっと発見したいな、と思います。
片