QQCCMMVVGGTT
3422 F−2の不具合の事を最近耳にしないのですが、もう全の不具合は解決したのでしょうか?
ド素人

  1.  http://www.jda.go.jp/jasdf/index.html
     ↑に聞いてみてはいかがでしょう…というのは冗談ですが、F-2Aは既に実戦配備されています。
     そして、欠陥や不具合のある兵器が実戦配備されるかどうかは、常識的に考えれば大体見当がつくのではないかと思います。
    T216

  2.  1.に追加。
     また常識的に考えて、試作機と増加試作機と先行生産機と本格生産機が同じ機体ではないですよね?
    T216

  3. 雑誌、新聞等で話が出ていないので、とりあえず、無いってことで。
    PRCA

  4. F2のアクティブ・フェイズドアレイ・レーダーの不具合がマスコミ報道で露見したのは一年前ちょっと前ですね。モードセレクトを「空対空」にすると探知能力が視力のよいパイロットと同程度の37km程度しかないとか、ターゲットへのロックオンが予期せずにはずれるとか、これは致命的な欠陥といっていい内容でした。

    第3飛行隊は2000年10月には臨時編成完結して、量産機が配備されているにも関わらず、この始末。結果としてこの不具合の都合でスクランブル任務開始も出来ませんでした。

    F2のセールスポイントは、それこそアクティプ・フェイズドアレイレーダーはずだったのにこうした不具合が露見し、スクランブル任務に支障が出たということは、その期間、国防に穴が開いたということになります。納税者としてはきちっとした説明が欲しいところですね。「黙って直しました」では済まない問題だと思いますけど。
    峯雲

  5.  第3飛行隊は2000年10月には臨時編成完結、2001年3月に定数分の
    機体を受け取り、それから部隊運用試験に入ってます、これは予定通りの話。
     で、運用試験中の2002年3月にレーダーの不具合が報告されてますね。
     来年の3月末まで部隊運用試験を続けた後必要な練成訓練を経て、初めてスク
    ランブル任務が付与される訳です、まっさらの最新装備を配備する訳ですから運
    用試験があるのは当然です。
     つまり、レーダーの不具合が報告されているのは第3飛行隊がきちんと仕事を
    こなしている証拠でしょう。
     スクランブル任務が付与されて、実戦部隊として配備された後に不具合が発見
    される様な事が無かった事は、納税者として納得出来る事ではないでしょうか。
    ooi

  6.  > 1.
     申し訳ありません、「F-2Aは既に実戦配備〜」は「F-2Aは既に部隊配備〜」の間違いでした。
     訂正させていただきます。
    T216

  7. >ちょい、訂正と追加
    > スクランブル任務が付与されて、実戦部隊として配備された後に不具合が発見
    >される様な事が無かった事は、納税者として納得出来る事ではないでしょうか。

     スクランブル任務が付与され実戦部隊として配備された後にレーダーの不具合
    が発見されるような事が無かった事は納税者として納得出来る事ではないでしょ
    うか、その様な事があった場合実戦での任務に支障が出て国防に穴があくと言う
    事になります、不具合を叩き出してこその運用試験でしょう。
    ooi

  8. レーダーの不具合というような根本的な性能にかかわる部分は、技術実用試験段階でクリアされるべきものでしょう。実用試験が完了し、第3飛行隊への部隊運用としての配備が住んだ後で、それが解決されないというのは異常事態だと思いますが。今回のレーダー不具合は運用試験の対応域を越えていると思いますけど。

    そしてスクランブル任務は本当は昨年度当初から開始されるはずだったものが、そのために遅れてしまったものですよね。量産機が配備され部隊配備が完了した部隊の機体であるにかかわらず、根本的がトラブルがあり、スクランブル任務開始のスケジュールが狂ったという事実は変わりません。

    どうしてそんな根本的な不具合が技術実用試験段階でクリアされなかったのか、また、予定していたスクランブル任務開始が遅れた事での部隊のやりくりのロス、レーダー性能の改修費用負担はメーカーが持つのか、それとも量産期として実用試験合格して部隊配備がすんでいるものであるから再度防衛庁が改修費用を負担するのか等、納税者として納得出来ないところはいろいろ思い浮かびますよ。


    峯雲

  9. 技術実用試験段階なる段階で不具合を潰しきれた軍用機がいったいどれくらいあるのでしょうか…。
    通りすがり

  10. この話は、機体の能力に関わる話ですので、実は防衛秘密事項であったりもします。
    だから、「あんまり深くツッコムべきではない話かな」と思います。(だから、3の様な回答をだした)もっとも、税金で購入される機体ですので、「納税者として知る権利がある」と言われてしまうとそれまでかもしれませんが。
    まあ、レーダーの話にしろ、主翼の話にしろ、判っていたのにスケジュールや、予算の関係でどうしようもなかったという事情があったりもします。(しかしレーダーはちょっとなぁ)
    なお、アラートに関しては、3SQが就けない場合でも、201SQ、203SQがあり、この2飛行隊の負荷が若干増えるものの、穴があくことは無いでしょう。
    もともと、千歳と三沢と交互にやっていたものだから。

    PRCA

  11. >8

     まあ、何事もスケジュールどおり行けばそうでしょうね。
     ただ、これはプログラミングを生業としていた昔の経験から言うんですが、複
    雑なシステム程不具合が隠れている事は多く、どうしてこんな根本的なミスがな
    どと思う事が運用試験中に(甚だしい時は運用中に)起こり得ます、大抵は余裕
    を持ったスケジュールに助けられて対策等を間に合わせるのですが。

     で、今回のケースは何とか運用試験中に不具合と言う事で、運用試験の延長が
    行なわれた訳ですが、その延長が決定された裏には三空団の第8飛行隊への負担
    は考慮されているんでしょうし、それによって生じる不都合とも検討されて、あ
    の結果になったんでしょう。
     例えば、今回のような不具合等を押し隠して部隊配備を急ぎ、見た目実戦配備
    を行った様に見せかけるより、不具合を報告し運用試験を継続させている今の方
    がなんぼか公明正大な態度では無いでしょうか、仕様に満たない事をきちんと報
    告しその仕様を満たす為の対策を取るのも、これまた納税者への責任を果たして
    いるといって良いと思いますが。

     また、戦闘機のように複雑なシステムはかなり後に不具合の出ることもままあ
    ります、F―16を元にした改造のようなモノかもしれませんが、なんだかんだ
    言っても新規開発並みの労力が注がれている機体です、なにもかも上手く行く訳
    がありません、また、過去、戦闘機の開発において当初スケジュールより遅れた
    り不具合の生じたケースはかなりの数です、また鳴り物入りの新規技術に関する
    不具合もそれまた同様です、今回のケースもそれと同様と考えて良いんじゃない
    でしょうか。

    >こっからは私見かつ余談でなのでレス不用
     ふと不思議に思う事があるんですが不具合だと言う時にあれほど騒ぐマスコミ
    はその改善策等の追跡取材ってどれだけやってるんでしょか?
     防衛庁は改善策はこれこれとか発表してるにもかかわらず、それが世間から無
    視されてるんでねえかなあと思わないでも有りません、追跡調査はしてないんで
    ふと思う個人的な感想ですが。

    ooi


Back