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九九双発軽爆撃機の実戦部隊での評価はどの程度のものだったのでしょう。 この機種好きなんですが市販の資料とかもまったく見当たらないので・・・。 何かお薦めがあれば併せてお願い致します。 福太郎 |
- 資料ということでは、「丸メカニック保存版」の「飛燕」「5式戦」「99双軽」がペアだったと思います。
戦記ものでは『壮烈「重爆戦隊」炎の空に生きる 陸軍爆撃隊空戦記』藤井寛ほか著、光人社があります。対空砲被弾と片肺着陸、昆明奇襲作戦、夜間計器航法による長距離移動など99双軽による興味深いエピソードが掲載されています。
ささき
- 自分で読んだこと無いのでアレですが、やはり光人社NF文庫に「九九双軽空戦記」(土井勤 著)というのもあります。
T216
- 九九双軽は重爆と比較した場合にもそこそこ爆弾搭載量があり、小回りが効くので用兵側にとって便利な機種だったようです。対米英開戦が迫った際に長距離戦闘機の代用として九九双軽の武装強化型が検討されたことや、末期の特攻専用改造機のベースとなっていることからも重宝している様子がわかります。このように長期にわたって使われた軽爆撃機について部隊での評価は時期によってかなり異なるでしょう。
BUN
- 付け足し。分厚いですが最近ときおりここでもあげられる本、
「ビルマ航空戦」上下巻(梅本弘著、大日本絵画)にも記述が。
八戦隊をはじめとして、九九双軽の奮戦がそこかしこに描かれています。
MB
- 勉強になりました。ありがとうございました。
福太郎
- 陸軍特別攻撃隊 高木俊郎著も是非ご一読を
コチパパ